出版社内容情報
国境を越えた人々の活動を規律する法の総体である国際関係法を，国内法，国際法，国際機構法の三つの法体系に分けて概観。国際社会で重要な地位を占める国際法については，開発援助，国際企業活動，人道的支援，国際犯罪などの章に分け，詳しく検討。一例をあげると，「国際犯罪と法」では集団殺害などの国際犯罪を取り締まり，責任者を処罰するための法および裁判を，終章の「国際社会の将来と法」では，戦争，内戦，テロ，環境悪化，感染症など人類の生存をおびやかす地球的課題に国際関係法がどう効果的に取り組めるかを考察。
１．国際関係法の枠組み
２．国際法の成立
３．国際法の発展
４．国際社会の組織化と法
５．国際法と国内法の関係
６．国際機構法の意義と役割
７．戦争と法
８．平和維持活動と法
９．開発援助と法
１０．国際企業活動と法
１１．人権の国際的保障
１２．人道的支援と法
１３．国際犯罪と法
１４．地球環境と法
１５．国際社会の将来と法
