放送大学教材<br> 近代の日本文学 (改訂版)

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放送大学教材
近代の日本文学 (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595305450
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1391

出版社内容情報

明治期から現代に至る近代の日本文学の全体像を描くことを目的に,和歌・小説・演劇・評論など,さまざまな形態の作品をジャンル別に取り上げ,社会・文化背景と相互の関係を意識しつつ考察。小説については,西洋文明の移入により始まる急激な変化の波が与えた影響を探り,大正時代を経て戦後の文学へと変化していく過程を,尾崎紅葉,樋口一葉,島崎藤村,夏目漱石,森鴎外など,時代を象徴する作家を通して明らかにしている。

 1.はじめに-近代とは何か
 2.詩歌Ⅰ-詩歌の新時代・近代の胎動
 3.詩歌Ⅱ-口語詩の確立と短歌・俳句
 4.詩歌Ⅲ-戦後詩歌へ
 5.小説Ⅰ-文明開化と「文学」の変容
 6.小説Ⅱ-明治中期の小説文体
 7.小説Ⅲ-自然主義文学と漱石・鴎外
 8.小説Ⅳ-大正文壇の成立
 9.小説Ⅴ-マルキシズムとモダニズム
10.小説Ⅵ-第二次世界大戦と文学
11.小説Ⅶ-戦後文学の展開
12.演劇Ⅰ-旧劇から新劇へ
13.演劇Ⅱ-戦前から戦後へ
14.近代批評の出発
15.近代批評のゆくえ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あなた

2
理論や思想に飛びつかず、かつ理解は示す「堅実」な安藤宏がまとめているだけあって、最新の研究動向をやわらかく取り入れながらも、規範的な核は外さないという優良な文学入門書。これだけ近代演劇史をコンパクトに手際よくまとめている「文学史」もなく、担当の林廣親先生は、たいへん苦労した、と話されていた。詩担当の野山嘉正は好き勝手自由にやっているが、それもまたありだ。三者みな「癒しの」ゆらぎヴォイスの持ち主たちである。2009/08/26

もん

0
近代文学史を知る一助となりました。文学を行う方法の一つを学べました。2011/02/13

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