放送大学教材<br> 家族論

放送大学教材
家族論

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595270970
  • Cコード C1330

出版社内容情報

人々や社会にとって「家族とは何か」という根本的な問いを,人文・社会科学の諸学問領域での家族論を整理したうえで,とくに現在の日本社会における諸問題から考察している。序章で家族の多義性について論じた後,生物としてのヒトと文化を持つ人間が交差する場としての家族,「標準世帯」と社会政策の関係などを考察,後半では変わりゆく結婚制度,家族の機能,それに伴う諸問題を掘り下げ,多様な価値観を持つ人々がどのように一定社会の中で共存していくべきかを探っている。変動期にある現代家族現象への学際的アプローチを試みた必読の1冊。

 1.家族とは何か-その多義性-
 2.ヒトと人間の交錯する場としての家族
 3.家族と法
 4.家族と社会政策
 5.企業社会と家族
 6.人口の再生産と家族
 7.家族の発達と個人のライフコース
 8.歴史のなかの家族
 9.3<近代家族>の誕生と変容-家族の機能と家族関係-
10.子育てと家族関係
11.高齢者介護と老後問題
12.変わりゆく結婚
13.脱近代家族への道
14.家族のアイデンティティ
15.「社会のなかの家族」の現状と未来