出版社内容情報
法と裁判、とくに司法制度に関する現代的な課題を中心にとりあげ、日本の司法制度において何が問題とされ、どのような改革の課題が提出されているのかを、現在進行形の制度改革の動きを取り入れながら考察、その将来を展望している。また司法制度を理解するうえで前提となる、法の解釈・適用と裁判、司法権の範囲と機能、裁判の歴史と日本の司法制度の近代化など、法と裁判制度の現状や歴史的な背景についても詳しく説明している。
1.法の解釈・適用と裁判
2.司法権の範囲と機能
3.裁判の歴史と日本の司法制度の近代化
4.裁判を受ける権利と民事裁判
5.裁判所の種類と機能
6.裁判外紛争解決(ADR)
7.民事訴訟制度の現代的機能
8.民事訴訟制度の改革と現代的課題
9.刑事法の機能と司法制度ー刑事司法制度(1)
10.犯罪と捜査ー刑事司法制度(2)
11.犯罪と裁判ー刑事司法制度(3)
12.刑事司法制度の改革と現代的課題
13.法律家の種類と機能
14.法学教育の改革と法曹養成制度
15.司法制度の将来展望



