出版社内容情報
心の健康とはどのようなものか。また、心の病はどのようにして起こり、どこに異常との境があるのか。代表的な緒家の理論をもとに心の病理を考え、そこから健康な精神生活がどのように実現できるかを考察した書。心の健康と異常、心をみる視点、発達論的な理解、不安の病理、幻覚の病理、妄想の病理、心的外傷と心の病、フロイトの人間理解と疾病論、自我心理学への転回、対象関係論の展開、ロジャースの人間理解と治療論、ユングの人間観と治療論、自己愛の病理、現代人の病理の全15章で構成されている。
1.心の健康と異常
2.心をみる視点
3.発達論的な理解
4.不安の病理
5.幻覚の病理
6.妄想の病理
7.心的外傷と心の病
8.フロイトの人間理解と治療論
9.自我心理学の展開
10.対象関係論の展開
11.ロジャーズの人間理解と治療論
12.ユングの人間観と治療論
13.自己愛の病理ー臨床編
14.自己愛の病理ー理論編
15.現代社会と心の病