出版社内容情報
1995年の超円高の進行以来6年間に渡り著者が続けてきた中小企業の実態調査研究を集約したもので、グローバル競争、ハイテク化、少子・高齢化の荒波に挑戦する中小企業の技術・経営革新の実態を紹介。また、塑性工学・機械工学・情報技術分野の専門的技術的知見を解説している。21世紀における日本産業生き残りの方向と可能性を探った書。
1.空洞化の進む鋳物業
2.中国との貿易と投資
3.日中分業体制の構築
4.製造技術の現状と課題
5.日本の金型技術
6.金型技術のエキスパートシステム
7.中小企業再生のためのCAD/CAE/CAM
8.熟練技能に頼らない製造技術
9.岐路に立つ金型産業
10.生き残りをかける地場産業
11.中小企業のIT化
12.商取引の電子化
13.発展する中国の金属加工業
14.東南アジアに移植される日本の加工技術
15.新しい国際分業体制を目指して