出版社内容情報
音楽、ダンス、料理、文学、映画など多彩なジャンルから成る芸術を文化・社会的脈絡において考察。個別的な芸術を扱う際も伝承、身体性、異文化の接触、グロバリゼーションといった大きな枠組みのもとで考えることを基本にしている。たとえば「出す行為と芸術」の章では芸術と身体行動の関係を歌も排泄行為だとする少数民族を例に考察。「音楽における文化触変」では異文化の影響を受けた文化そのものが新しい音楽形式を生み出す過程を考えている。
1.文化・社会的脈絡における芸術
2.出すこと・うたうこと
3.芸術における身体のまきこみー芸術と科学技術
4.伝承のしかけ
5.諸感覚をつなぐものとヒエログリフ
6.料理の芸術性
7.道具と芸術経験
8.装いの芸術
9.文化を越える文学
10.越境する音楽ー日系移民の「伝統音楽」
11.伝播のしかけ
12.音楽における文化触変
13.映画にみるグローバリゼーションと地域性
14.音楽にみるグローバリゼーションと地域性
15.芸術概念の拡大
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