出版社内容情報
現代の教育改革と教育のあり方を考える上で、教育行財政制度のしくみと課題を理解しておくことは極めて重要である。本書は教育行政と学校経営を主な対象とすることで、現代の教育を分析する視点を得ることを目的とする。国と地方の教育政策や教育行政の実情と課題、教育の中核的担い手である教職員の問題、コロナ禍以降の学校を巡る新たな環境と学校経営の課題など、教育行政と学校経営が直面する現代の問題と政策課題を学ぶ。
目次
教育行政と学校経営の展開
国の教育行政組織と教育政策過程
教育行財政における国と自治体の関係
教育行政の独立性・中立性・専門性
教育課程行政と教科書制度
学校教職員の人事・給与システム
公教育財政支出の現状と課題
私費負担問題と公教育の無償性への展望
「令和の日本型学校教育」と学校経営
学校の組織と文化
学校におけるリーダーシップ
学校評価と学校改善
学校の財務マネジメント
教員評価と教師の職能成長
学校のガバナンス改革
著者等紹介
村上祐介[ムラカミユウスケ]
放送大学客員教授。東京大学教授
勝野正章[カツノマサアキ]
放送大学客員教授。東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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