出版社内容情報
心理臨床活動の基礎となる様々な考え方や心理臨床で必要な知識と技法を学ぶ。「臨床心理学と精神医学」では神経症，精神病，心身症など症例別に心の病を解説，「臨床心理パラダイム」では生物学的，精神分析的，認知・行動論的，人間学派的パラダイムを，「心のはたらき」では自我と無意識の関係，イメージと身体を考える。「ライフサイクル論」では乳幼児期，児童期，思春期・青年期，成人期・中年期の各発達期の心の問題を考察。
１．臨床心理学とは
２．臨床心理学と精神医学１ 臨床心理学の歴史
３．臨床心理学と精神医学２ 心の病：神経症
４．臨床心理学と精神医学３ 心の病：精神病
５．臨床心理学と精神医学４ 心の病：心身症
６．臨床心理学と近接領域
７．臨床心理学パラダイム
８．心のはたらき１ 無意識の発見
９．心のはたらき２ 自我と無意識の関係
１０．心のはたらき３ イメージと身体
１１．心と身体：性を考える
１２．ライフサイクル論１ 乳幼児期
１３．ライフサイクル論２ 児童期
１４．ライフサイクル論３ 思春期・青年期
１５．ライフサイクル論４ 成人期・中年期
１６．ライフサイクル論５ 老年期
１７．心理アセスメント１ アセスメントとは
１８．心理アセスメント２ アセスメント面接
１９．心理アセスメント３ 心理検査
２０．心理アセスメント４ 知能検査，質問紙法
２１．心理アセスメント５ 投映法
２２．心理療法１ 精神分析療法
２３．心理療法２ 分析心理学的心理療法
２４．心理療法３ 認知・行動療法
２５．心理療法４ 来談者中心療法
２６．心理療法５ 森田療法・内観療
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかね@心理学
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症例アンナ・Oの病状、夢の作業のはたらき、クラインの原始的防衛機制、DSM-IVのGIDの診断基準など、今まで用語しか知らなかったものの内容に踏み込んで書かれており、読んでいて面白かった。だが補足以外の目的においてはこの書だけで包括するには多少内容が概要的だと感じた。とても読みやすい(短時間で読める)書。2015/02/17
