出版社内容情報
紀元前8世紀から紀元16世紀までの地中海周辺の歴史的諸相を,この世界に特有の文化制度,歴史的背景を主軸に備えて多角的に考察している。全15章構成で,各章では「市民たちの世界」「奴隷制社会論」「ルネサンスに甦る古代ギリシャ」など,研究史上枢要の主題をテーマに,史料の様態と扱い実際,各領域における先端的な問題状況を検討している。
1.史料と方法
2.古代の都市国家
3.市民たちの世界
4.家族史への誘い
5.奴隷制社会論
6.「パンとサーカス」の社会史
7.古代末期社会論
8.中世南イタリアの多言語資料
9.中世地中海三大文化圏論
10.中世地中海の交易と人的交流
11.ルネサンスに甦える古 典ギリシア
12.ブローデルとアナール派の地中海
13.オスマン帝国の成り立ち
14.イスラム的共存のシステム
15.地中海世界を考える視点