出版社内容情報
臨床心理学の5領域，心理療法・アセスメント・家族療法・グループ療法・コミュニティアプローチを例に臨床心理学の研究法を学んでいく書。臨床心理学研究の特徴として，第一にクライエントの利益を優先すること，第二にプライバシーや倫理的な問題を常に念頭におくことが重要である。本書はこれらの点について留意しながら，臨床心理学研究法を解説している。前半で研究法の種類，研究の基礎，具体的な研究法として面接法・観察法，質問紙調査法，投影法，実験法，事例研究法について考察。後半で5つの領域の具体例を解説している。
１．臨床心理学の領域と研究法
２．研究法の種類－量的研究と質的研究
３．研究の基礎－研究のプロセス
４．研究法①面接法・観察法
５．研究法②質問紙調査法
６．研究法③投影法
７．研究法④実験法
８．研究法⑤事例実験法
９．領域と研究法①心理療法
１０．領域と研究法②アセスメント
１１．領域と研究法③家族
１２．領域と研究法④グループ・アプローチ
１３．領域と研究法⑤コミュニティ・アプローチ
１４．評価（効果）研究
１５．総括－臨床心理学研究の難しさと重要性について
