出版社内容情報
環境問題の対象が，従来の公害問題から，地球温暖化・オゾン層破壊などの地球規模の環境問題に拡大している。これに伴い企業，消費者，政府などの役割にも大きな変化がみられる。環境問題解決に向けてのこれら当事者（企業，政府，消費者）の新たな役割を前半で探り，後半では地球温暖化問題を京都議定書との関わりから考察，さらに廃棄物問題を拡大生産者責任を軸に検討している。終章では環境保護と自由貿易についても言及。地球環境問題と企業，ISO環境管理システム，政府介入の必要性とPPP，NGOの役割など15章構成。
１．地球環境問題とは
２．地球環境問題と企業
３．ISO環境マネジメントシステム
４．製品面での環境配慮（LCA）
５．環境政策の目標－費用と便益
６．政府の介入と環境政策の手法－その１
７．政府の介入と環境政策の手法－その２
８．消費者、NGOの役割
９．地球温暖化 その１
１０．地球温暖化 その２
１１．地球温暖化 その３
１２．地球温暖化 その４
１３．循環型社会の構築－拡大生産者責任（ＥＰＲ）その１
１４．循環型社会の構築－拡大生産者責任（ＥＰＲ）その２
１５．自由貿易と環境保護
