出版社内容情報
総花的な、いわゆる概論は避けて、むしろ多様な分析や研究の根もとにある社会学的な「ものの見方」を理解してもらえるよう配慮する。各章を大きく三部に分けた構成をとる。いつの間にか身につけてしまった固定観念を揺らして、「意外性」を楽しめるような目を養ってもらえれば幸いである。
1.社会のなかの人間
2.集団と個人
3.文化と価値
4.システムと生活世界
5.自殺と社会
6.宗教と資本主義
7.自由からの逃走
8.潜在的機能と予言の自己実現
9.場面と対面ー日常的相互作用の秩序
10.変容する家族
11.都市の人間関係
12.階層移動と学歴ー社会的選抜のメカニズム
13.逸脱と社会変動
14.社会病理現象
15.社会調査