出版社内容情報
人はそれぞれ異なった境遇・環境の中を生きているが,すべての人に共通する要素は,誰もが生きがいを求め,人生で遭遇するさまざまな経験を通して現実を知ることである。本書は人生の現実の中に立って生きる「自己自身」について多角的に考察したユニークな書である。私たちが実際にこの世の中を生きていくときに深く実感する人生論的な諸問題を取り上げ,哲学的な人間論を考察。時間,遍歴,自己,仕事,孤独,愛,他者,世間,運命,不幸,老い,死,などを通して「生きるとはどういうことか」「自己とは何か」を浮き彫りにしている。
1.経験
2.時間
3.境遇
4.遍歴
5.自己
6.生き甲斐
7.仕事
8.孤独
9.愛
10.他者
11.世間
12.運命
13.不幸
14.老い
15.死