出版社内容情報
技術開発にとって個々の発明や改良も大切だが,それを活かす上で最も重要なのは,エンジニアリング・センスとテクノロジー・アセスメント(技術評価)である。技術改革の過程でこれらがいかに発揮されてきたか,また発揮されるべきかを,①経験の蓄積と交流(クロスファータライゼーション),②発想の転換,③予測のための計量(アカウンティングとシミュレーション)などの側面から分析・考察。「鉛筆ができるまで」「太陽電池の可能性」などで構成。
1.鉛筆ができるまで
2.金型の設計
3.金型の製作
4.工作機械の精度と効率
5.熟練の変容と保存
6.システム:時計
7.システム:コンピュータ
8.飛行翼の発明
9.ライト兄弟の成功
10.飛行性能と制御
11.電子出版:情報化と環境
12.太陽電池の可能性
13.自動車のライフサイクル
14.世界資源収支表
15.エンジニアリング・センス