出版社内容情報
東京から離れ山で半自給自足生活を送る東出昌大、初の単著!
動物を撃ち、捌き、その肉を食らうこと。爪切りが見当たらなくて119番通報をすること。どちらが〝ヤバい〟のか。ものさしが違うだけで、どっちが善でどっちが悪などと、善悪二元論では答えが出せない議論や問題が多いのではないか(本文より)
’21年春、東出は東京を離れ山で半自給自足の暮らしを始めた。時に鹿を撃ち、家族と会話し、いつしかそこが地元になっていく―。そんな日常の一コマと思索の断片を綴る24編のエッセイ
【目次】
目次
一章 鹿を撃つ(ものさし;”害獣” ほか)
二章 熊を追う(熊について;熊追う日々 ほか)
三章 猿を抱く(自然;タクヤ ほか)
四章 人と生きる(入渓;雷親父 ほか)
著者等紹介
東出昌大[ヒガシデマサヒロ]
1988年、埼玉県生まれ。2004年「第19回メンズノンノ専属モデルオーディション」でグランプリを獲得。2012年、映画『桐島、部活やめるってよ』で俳優デビュー。現在は北関東の山間部で狩猟を行い半自給自足の生活を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
虎っち
10
エッセイは、本当に面白い。東出さんの体験談がどれも面白く、興味深い。山暮らし憧れます。もう都会のオフィスワーカーは、これ以上必要ない。山や海に戻り農林水産業に従事する人を増やした方がいいと思う。自分自身の生き方について考えさせられる本です。読んで損は、しません。2026/11/04
roatsu
10
期待以上に面白い良きエッセイ。東出君が田舎暮らしと狩猟を筆頭とする山野での営為の中で体験し考えることはそのまま現代日本の主に都市生活者に生きる本質とは何かを問い直させる鋭い気づきや洞察に満ちている。伝えたいことは山ほどあるんだろうなと感じさせる豊富な語彙で時にくどいほど(笑)の独特で直截な語り口は、読むと彼の感性のまっすぐさと瑞々しさ、そして人や獣への優しさをひしひしと伝えてくれる。続きもぜひ読みたいと思える躍動と内省が詰まった一冊でした。2026/10/11
a.i
3
★★★ 正直すごく苦手な方なのだが、服部さんを師と仰いでいること、服部さんが東出さんと一緒に山に行った様子を書いたものを読んでいたことなどから、つい買ってしまった…。本を読んでもやっぱりイマイチ好きにはなれないけど、思ったよりは楽しめた。個人的には「ケンジ」がよかったかな。2026/10/22
かつての図書委員長
3
日々の田舎暮らしの中で、自分の基準で善悪を考えていて、素直に書き綴られているエッセイだった。食べるために鹿を獲ったり、害獣駆除を依頼されたらするけれど、ふと見かけた疥癬を患うたぬきのために薬をもらってきたり、箱罠にかかっている猿の赤ちゃんは見殺しにはできない。助けたいと思ってしまう東出さんが人間臭くて好きだと思った。思慮深くて穏やかな人かなと思いきや、山に現れるクソジジイにはちゃんとキレてて、そんなところも面白い。2026/09/26
Yone
1
なんだか心に残る一冊だった。間違いなくタワマンの生活よりこんな生活に憧れがある。 やろうと思えば可能かもしれないが、なかなか踏み切るのは難しく、それゆえに筆者を尊敬する。こんだけイケメンで俳優という本職もありながらのチャレンジ。何より人生を楽しんでるのが良い。これからも応援したい2026/10/28




