けんちゃん

個数:
  • 予約

けんちゃん

  • こだま
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 扶桑社(2026/01/20発売)
  • ポイント 15pt
  • ご予約受付中
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ◆通常、発売日にウェブストアから出荷となります。
    ◆指定発売日のある商品は発売前日にウェブストアから出荷となります。
    ◆一部商品(取り寄せ扱い)は発送までに日数がかかります。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆表示の発売日や価格は変更になる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
    ◆ご予約品は別途配送となります。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46変判
  • 商品コード 9784594101794
  • Cコード C0093

出版社内容情報

障害を抱える青年けんちゃん、18歳。
けんちゃんと出会って、みんな変わった――。

特別支援学校高等部に通うダウン症のけんちゃん(18歳)。言葉をスムーズに発することができず、不可解な言動も多い。癇癪を起しては「気持ちを落ち着かせる部屋」に閉じこもる彼に、どの職員も手を焼いている。そんな彼と出会った人々――特別支援学校の寄宿舎で臨時職員として働く多田野唯子、校内イベントを取材する地方紙記者・水上悠介、学校の生徒たちが立ち寄るコンビニの店員・七尾光、同じ支援学校に通うことになった女子生徒・若山葉月――それぞれの視点でけんちゃんとの交流を描いた連作小説です(全5編)。

著者こだまは、かつて特別支援学校の臨時職員として三年間働いていた。そこでの経験を下敷きに物語を紡ぎ、けんちゃんという障害のある高校生を魅力的に描く。気づけば読者は、“寄り添う”ともまた違う、“あたらしい世界”にいる。
『夫のちんぽが入らない』で衝撃デビューを果たした著者渾身、9年ぶりの初創作小説!

【第一章】けんちゃんと多田野唯子
「トングも自立する時代になったようなので私も仕事を見つけて家を出ます」
――特別支援学校の寄宿舎で働く臨時職員・多田野唯子

【第二章】けんちゃんと水上悠介
「あの子は僕の左手の指が一本足りないことにいつから気付いていたのだろう」
――校内イベントを取材する地方紙記者・水上悠介

【第三章】けんちゃんと七尾光
「助けてやってますみたいな態度で接するの気持ち悪いじゃないですか」
――生徒たちが立ち寄るコンビニの店員・七尾光

【第四章】けんちゃんと若山葉月
「『こっち側』に居ながら、『私はここの人たちとは違う』と足掻いている」
――特別支援学校に通うことになった女子生徒・若山葉月

【第五章】けんちゃんは光の中で
「ぼ、ぼかぁ、プ、プリンを作ってるときに、こ、こっそり泣くのさ」


【目次】

最近チェックした商品