出版社内容情報
「人生の意味」から解放されれば楽になる
78歳の生物学者が語る “老いと死”の本当の話
「老い」を否定的に考える人も多いが、加齢に伴う身体の衰えや病気はそもそも「仕方のないこと」。だからこそ、抗うのではなく受け入れて、今の自分にとってちょうどいいことを無理なく適当に楽しむ。『ホンマでっか!? TV』でもおなじみの“生物学の専門家"池田清彦が、「老い」と「死」の正体を生物学的、社会的観点から解き明かし、「適当」に生きて「自然に」死ぬための最適解を伝える一冊。
●人間の「本来の」寿命は38歳
●長生きのカギは「食べすぎないこと」
●健康診断は過剰なストレスの元になりかねない
●「定年」は社会が押し付ける老いの象徴
●「今を楽しく生きる」ことこそが本当の終活
●知らなかった楽しさに出会える贅沢
●死ぬ能力はより良く生きるための能力
【目次】
内容説明
78歳の生物学者が語る“老いと死”の本当の話。「人生の意味」から解放されれば楽になる。「適当」に生きて「自然に」死ぬ。
目次
第1章 「老いる」とはどういうことか?
第2章 長生きに「効くかもしれない」こと
第3章 社会がつくり上げる「老い」
第4章 「今」を楽しめばボケ知らず
第5章 死は人間にとって「自然な終了」
第6章 「人生の意味」から解放されれば楽になる
著者等紹介
池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年、東京都生まれ。生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学、理学博士。山梨大学教育人間科学部教授、早稲田大学国際教養学部教授を経て、早稲田大学名誉教授、山梨大学名誉教授。高尾599ミュージアムの名誉館長。生物学分野のほか、科学哲学、環境問題、生き方論など、幅広い分野に関する著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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