内容説明
不夜城、眠らない街、東洋一の歓楽街。そんな言葉で表現される歌舞伎町の片隅で看板のない何でも屋を営むリーのもとには、昼夜を問わず厄介なトラブルが舞い込む。ポンジスキームと呼ばれる詐欺で荒稼ぎする詐欺師たち。それらを配下に収める暴力団。闇金業者に、未成年売春シンジケート。彼らと激しく衝突し、時に共闘しながら時代を泳ぐリーには、忘れられない過去があった―。ヤクザ、詐欺師、地下ギャンブル。現代社会に生きる闇の住人たちとの手に汗握る喰い合いを描いた極上ピカレスク。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュガー
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アウトロー物の小説が読みたい事や、XでもフォローしているZ李さんが小説を書いたという事に興味があった事もあったので読みました。 普段のXの文体に近い事や主人公の名前がリーということや、薬物依存者の描写等のリアリティは、読んでいて楽しく、Z李さんの体験談も交えてそうな感じでとても良かったです。 ラストの引きも良く、下巻も気になるので読むことにします。 2025/05/18
kijima13
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AmazonAudibleで。 久々読書(読んでないか。聴いてるだけ)。文体にくせがあるけど普通に面白い。兎にも角にも裏社会の人とは関わりたくない。 2025/05/17