扶桑社新書<br> ファスト化する日本建築

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扶桑社新書
ファスト化する日本建築

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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594100063
  • NDC分類 521.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

早い工法、安い建材、簡単な計画── 
最近の建物、 なにかがおかしい!?

・「木」を貼りたがる公共施設
・写真映えを優先する建築デザイン
・迫るタワマンの「大規模修繕」問題
・理念のない大阪・関西万博 ……etc.

建築エコノミストが現代日本の建築業界を蝕む「腐敗」を斬る!

内容説明

「木」を貼りたがる公共施設。写真映えを優先する建築デザイン。追るタワマンの「大規模修繕」問題。理念のない大阪・関西万博。早い工法、安い建材、簡単な計画―最近の建物、なにかがおかしい!?建築エコノミストが建築業界を蝕む腐敗を斬る!

目次

第一章 公共施設のファスト化
第二章 商業施設のファスト化
第三章 住宅のファスト化
第四章 建築人材のファスト化
第五章 都市のファスト化
第六章 国際社会における国家のファスト化

著者等紹介

森山高至[モリヤマタカシ]
建築エコノミスト/一級建築士。1965年岡山県生まれ。88年早稲田大学理工学部建築学科を卒業後、齋藤裕健築研究所に勤務。独立後は戸建住宅から大型施設まで数多くの設計監理業務に従事するかたわら、早稲田大学政治経済学部大学院を卒業。建築と経済の両分野に精通した「建築エコノミスト」としても地方自治体主導の街づくりや公共施設のコンサルティングにも従事。いわゆる「新国立競技場問題」「築地市場移転問題」では早くからその問題点を指摘し、難解な建築の話題を一般にも分かりやすく解説できる識者としてテレビやラジオのコメンテーターとしても活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 旧柏バカ一代

24
職人な建築家が居なくなった昨今。おかげで試合が見えない箇所のあるスタジアムが出来たり、屋根が腐る美術館が出来たりした。それが代表となる日本の建築。何でそんな体たらくになったのか職人気質の建築エコノミストが解説していた。俺も含めて終わってるわ、、感想:https://www.kashiwa1969.online/nonfiction-takashi-moriyama-1-review/2025/04/24

てくてく

7
日本建築におけるファスト化=「早い広報、安い建材、簡単な計画」によって、街並み全体を考えることのない「都市開発」が行われたり、似たような建築物が増え続けることへの警鐘の書で、いろいろ納得するところがあった。特に「人口減少時代の多目的公共施設」と「明治神宮外苑」問題の箇所が良かった。2025/07/13

沼垂

2
著者の主張には納得できる。目先の利益ばかり追えば、長期的視点が不可欠な建築や都市は腐る。 気になるのは、思想の偏りが随所に見られる点だ。「あとがき」で語られるように、著者が少数派として業界に携わってきたことも関係しているかもしれないが、それだけでは済まされない偏屈さが垣間見える。 問題提起は、他者を見下し一方的に主張するのではなく、万人に寄り添い納得させる必要がある。 そういう意味では本書は学術的には筋が通っているが、読者へのアプローチは練られておらず、共感覚が「ファスト化」しているように感じられる。 2025/05/31

ビーバー

1
色々納得です。2025/07/13

明鏡止水

1
公共・商業施設から、都市・国家、住宅、人材まで幅広く「建築のファスト化」の問題を炙り出している。 公共の教育・医療施設の建築計画・設計に参加していて思うのは、極めて限られた短い時間で設計も施工もすすめられること。それをファストというならまさにファストだ。限られているのは、時間だけでなく、人材と財源も。財源は公共であるがゆえの「適正な価格」。わずかばかりのValue for Moneyで判断を狂わされていないだろうか。自分もファスト化に知らない間に加担しているのは間違いなく、後味の悪い読後感だった。 2025/06/17

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