出版社内容情報
早い工法、安い建材、簡単な計画──
最近の建物、 なにかがおかしい!?
・「木」を貼りたがる公共施設
・写真映えを優先する建築デザイン
・迫るタワマンの「大規模修繕」問題
・理念のない大阪・関西万博 ……etc.
建築エコノミストが現代日本の建築業界を蝕む「腐敗」を斬る!
内容説明
「木」を貼りたがる公共施設。写真映えを優先する建築デザイン。追るタワマンの「大規模修繕」問題。理念のない大阪・関西万博。早い工法、安い建材、簡単な計画―最近の建物、なにかがおかしい!?建築エコノミストが建築業界を蝕む腐敗を斬る!
目次
第一章 公共施設のファスト化
第二章 商業施設のファスト化
第三章 住宅のファスト化
第四章 建築人材のファスト化
第五章 都市のファスト化
第六章 国際社会における国家のファスト化
著者等紹介
森山高至[モリヤマタカシ]
建築エコノミスト/一級建築士。1965年岡山県生まれ。88年早稲田大学理工学部建築学科を卒業後、齋藤裕健築研究所に勤務。独立後は戸建住宅から大型施設まで数多くの設計監理業務に従事するかたわら、早稲田大学政治経済学部大学院を卒業。建築と経済の両分野に精通した「建築エコノミスト」としても地方自治体主導の街づくりや公共施設のコンサルティングにも従事。いわゆる「新国立競技場問題」「築地市場移転問題」では早くからその問題点を指摘し、難解な建築の話題を一般にも分かりやすく解説できる識者としてテレビやラジオのコメンテーターとしても活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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