扶桑社新書<br> 戦後日本教育史―「脱国家」化する公教育

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扶桑社新書
戦後日本教育史―「脱国家」化する公教育

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  • サイズ 新書判/ページ数 360p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594096472
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

どうしてこうなった?? 日本の教育!

●敗戦とGHQの教育政策介入
●変節した教師と教育学者
●文部省vs日教組の政治闘争
●外交問題に発展した教科書問題
●迷走した「ゆとり」教育
●教育基本法改正と道徳教科化
●「令和の日本型学校教育」の行方は?

敗戦と占領によってタブー視された「教育勅語」「愛国心」から「個性重視」「ゆとり教育」「道徳教育」「教育の政治的中立」まで再考し、混迷する公教育の意義を問い直す!

【目次】
第1章 総力戦体制と教育
第2章 戦後教育改革と「占領」
第3章 教育基本法と教育勅語
第4章 戦後日本と道徳教育・愛国心
第5章 教育の政治的中立性と教科書裁判
第6章 教師像の模索と大学紛争
第7章 教育荒廃と臨時教育審議会
第8章 「ゆとり教育」と公教育の変質
第9章 教育基本法の改正と道徳の教科化
第10章 戦後教育の「いま」と「これから」

内容説明

敗戦と占領によってタブー視された「教育勅語」「愛国心」から「個性重視」「ゆとり教育」「道徳教育」「教育の政治的中立」まで再考し、公教育再生の手がかりを探る!

目次

第1章 総力戦体制と教育
第2章 戦後教育改革と「占領」
第3章 教育基本法と教育勅語
第4章 戦後日本と道徳教育・愛国心
第5章 教育の政治的中立性と教科書裁判
第6章 教師像の模索と大学紛争
第7章 教育荒廃と臨時教育審議会
第8章 「ゆとり教育」と公教育の変質
第9章 教育基本法の改正と道徳の教科化
第10章 戦後教育の「いま」と「これから」

著者等紹介

貝塚茂樹[カイズカシゲキ]
武蔵野大学教授・放送大学客員教授。1963年茨城県生まれ。1993年筑波大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。国立教育政策研究所主任研究官などを歴任し、現職。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

60
教育勅語から令和の教育DXの推進まで、戦後に生起した教育に関わる課題と政策社会への影響を、当時の史料を基に時に著者の私見を挟みながらまとめたもの。同時代を生きたものにとっては、記憶の断片を繋ぐ役割を果たすと共に、戦後の教育思潮と教育政策の大きな流れを掴むのに的確な一冊。学校における国歌や国旗の扱いなど、現場で大問題になった事柄が、収斂した今では何だったろうなどと思わないでもない。戦前の国家や公と対照的な戦後の個の横溢を見ながら、肝心の主体が激減しようとしている現状を見ると、教育の是非は本当に難しいと思う。2024/11/04

軍縮地球市民shinshin

12
戦後の日本教育史の通史。サヨクライターが書いた駄本とは違い、専門の教育学者が書いた本で信頼性が高い。著者の記述は事実に忠実であり、悪く言うと非常に単調な事実の陳列である。史料に基づいて事実関係が整理されて読者の前に提示されている。教育勅語は戦後すぐに文部省から、内容面は戦後でも十分通用するとの通牒が出されていたにもかかわらず、GHQの圧力で国会で「無効決議」をしなければならなくなったこと、代わりに制定された教育基本法は、成立当初「進歩的」な教育学者は概ね不評、日教組も批判的だったのが、のちに全面的賛成2024/10/14

安土留之

5
日教組対文部省の時代が長く続いたことにより、教育学の世界はいまだにイデオロギー的な立場からの本が多い。しかし、本書はきわめて冷静に日本の教育の歴史を振り返っている。日本の教育の歴史を知るための決定版ともいえる本だろう。  唯一残念なのは、私立学校に触れていないこと。日教組・左翼的な教育学者対文部省、という構図だけでなく、公立学校対私立学校という視座を入れることで、日本の教育の歴史もより立体的に捉えられるのではないだろうか。 2024/06/11

Riopapa

4
何気なく買った本だったが、おもしろかった。戦後の日本の教育について、立場的に偏ることなく書かれており、非常に参考になる。学生にも読ませたい。2024/10/16

pengin

4
戦後の教育の歴史が概要的によくわかる。日教組と文部省の対立についてもわかりやすく説明されていた。こうしてみると、今の教育は平和だなと感じてしまう。2024/08/09

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