出版社内容情報
『アラサーちゃん』の峰なゆかによる自伝的漫画第5弾!
熟女さんがAVのギャラを注ぎ込んで大切に育ててきた「妹」は、実は13歳の時に産んだ「娘」だった!? 女社長さんがAVの仕事をするようになったのは、レイプ被害を「こんなことはなんでもないこと」と思うための反動だった……。
彼女たちは、自ら選んでAVの世界に足を踏み入れたのか、それとも選ばざるを得なかったのか。ハードプレイのAVが流行し、多くの女優たちがどんどん過激なプレイを要求されるようになっていくなかで、彼女たちは生きるために何を選び、何を選ばないのか。そして、なゆゆのプラトニックラブの行方は……?
AVを巡る自己決定、女が自らの意志で道を選んで生きる難しさについて考えさせられる昏迷の第5巻!
内容説明
13歳で産んだ娘を育てるため。レイプ被害の記憶を上書きするため。彼女たちはAV出演を選んだのか、選ばざるをえなかったのか?
目次
生まれ変わるまで待って
うんこってどんな味?
熟女さん13歳
コレはあんたの妹
カーチャンの新しい彼氏
注ぎ込んだ金の結果
痛い!もう一本!
本当に感じちゃった?
ロリ顔ちゃん以外頼めない
わたし今うんこ食べてるよ
かわいそうなゾウ
あの日からずっとこんなふう
私は大丈夫
レイプってほどでは
どうせヤるなら金をくれ
よくある話
うなぎの挿れ賃
復活の狼煙
通勤快速の壁
お茶漬の味
ヘルシーデリバリー
恋も二度目なら
私マグロなの
裏切りのコンドーム
伝説のキャノンボール
花曇りの恋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
43
若いころと違って漫画の本でも、一気読みはできない。目が疲れる。「彼女たちは、自ら選んでAVの世界に足を踏み入れたのか、それとも選ばざるを得なかったのか。ハードプレイのAVが流行し、多くの女優たちがどんどん過激なプレイを要求されるようになっていくなかで、彼女たちは生きるために何を選び、何を選ばないのか。そして、なゆゆのプラトニックラブの行方は……?」なんて本。2024/11/19
やいっち
7
若いころと違って漫画の本でも、一気読みはできない。目が疲れる。「彼女たちは、自ら選んでAVの世界に足を踏み入れたのか、それとも選ばざるを得なかったのか。ハードプレイのAVが流行し、多くの女優たちがどんどん過激なプレイを要求されるようになっていくなかで、彼女たちは生きるために何を選び、何を選ばないのか。そして、なゆゆのプラトニックラブの行方は……?」なんて本。2024/11/19
huchang
7
この巻で峰さんが書いてることは、本当のことだ。巻末の対談に性の自己決定論が30年ほど前に流行し、今も性風俗産業を語る上で下敷きにされてしまうことに触れてるのはさすが。あんな言い訳の多い風俗産業の消費者であることは非常にカッコ悪いと思うのだが、自己決定論から自己責任へのスライドってすっごく簡単で、自己責任なんかは風俗に限らず分断に使われてきたことを考えると、宮台はめちゃめちゃうまくやって逃げやがったな、なんてつらつら考えてしまうのですよ。2023/08/05
f the minion
6
AV業界の闇告発漫画。1巻からそういう側面はあったんだけど5巻まで来てますます告発色が濃くなってきた。でもこれを読んで闇の深さにゾッとするのは女性だけで男はなんとも思わないんだろうな~単なるAV業界の裏話として消費して終わりなんだろうな~って思う。そうやって男が良心の呵責なく楽しめる余地を残して描いている。これってAVそのものも同じだよな。虐待AVを観て女は震えるが男はニヤニヤ笑っている。なんなら画面の中の震える女とそれ見て震える女、どちらのことも笑って消費している。その現実が恐ろしくてしんどい。2023/09/12
猪狩 紀恵
3
どんどん凄みを増して行くね。 そして女の子同士が結託していくね。素敵!!2023/11/28