出版社内容情報
聖徳太子をキリストに仕立てようとした蘇我馬子の狙いとは? 蘇我氏の野望と聖徳太子伝説を読み解く。
仏教受容をめぐって古代日本で起きた権力闘争の本質に迫る!
『ユダヤ人埴輪があった!』『京都はユダヤ人秦氏がつくった』に続くシリーズ第3弾。
◎厩戸皇子という名と蘇我馬子という名前
◎丁末の役 蘇我・物部氏の争い
◎蘇我馬子による崇峻天皇の殺害
◎推古天皇の即位の例外性
◎馬子はいかに聖徳太子をキリストにしたかったか
◎聖徳太子の思想が馬子の謀略と対決した『三経義疏』と「和」の思想
◎法隆寺『釈迦三尊像』の光背に刻まれた銘文の意味
◎聖徳太子は暗殺されたか 妃、太子の薨去日の一日のずれ
◎蘇我入鹿による山背大兄王一族の暗殺
◎乙巳の変 蘇我氏支配の終焉
◎「大化の改新」とは何か 聖徳太子の政治思想の実現の試み
内容説明
聖徳太子をキリストに仕立てようとした蘇我馬子の狙いとは?仏教受容をめぐって古代日本で起きた権力闘争の本質に迫る!『ユダヤ人埴輪があった!』『京都はユダヤ人秦氏がつくった』に続くシリーズ第3弾。蘇我氏の野望と聖徳太子伝説を読み解く。
目次
蘇我氏四代の先祖たち―崇峻天皇暗殺と聖徳太子一族を滅亡させた一族
厩戸皇子という名と蘇我馬子という名前―蘇我=我蘇り、厩戸の皇子=キリストの符号
丁未の役―蘇我・物部氏の争い
蘇我馬子による崇峻天皇の殺害
推古天皇の即位例外性
馬子はいかに聖徳太子をキリストにしたかったか
聖徳太子の思想が馬子の謀略と対決した『三経義疏』と「和」の思想
聖徳太子創建になる神社
法隆寺『釈迦三尊像』の光背に刻まれた銘文の意味
聖徳太子は暗殺されたか―妃と太子の薨去日の一日のずれの意味
『天寿国繍帳』の意味すること
法隆寺所蔵の国宝『玉虫厨子』の主題について
『唐本御影』図について
蘇我入鹿による山背大兄王一族の暗殺
乙巳の変―蘇我氏支配の終焉
「大化の改新」とは何か―聖徳太子の政治史王の実現の試み
著者等紹介
田中英道[タナカヒデミチ]
昭和17(1942)年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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