出版社内容情報
猫沢エミ[ネコザワエミ]
著・文・その他
内容説明
50歳を越えて二度目のパリ生活をスタートした著者の初めてのパリ暮らしとみずみずしい青春の記録。
目次
第1章 私のこと(理由;お金と仕事;パリで家を探す ほか)
第2章 フランスのこと・パリのこと(フランスの常識は日本の非常識!?;パリ症候群;パリの日本人 ほか)
第3章 猫沢的パリ案内(パリの蚤の市;ラスパイユのビオ・マルシェ;パリの映画館プチガイド ほか)
著者等紹介
猫沢エミ[ネコザワエミ]
ミュージシャン、文筆家、映画解説者、生活料理人。2002年に渡仏。2007年より10年間、フランス文化に特化したフリーペーパー“BONZOUR JAPON”の編集長を務める。超実践型フランス語教室“にゃんフラ”主宰。2022年から二度目の渡仏(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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アキ
118
2002年32歳の時はじめての海外生活は青春の1ページだった。パリで4年暮らし、諸事情で日本へ帰国した。それから16年経ち、52歳になった私は、オス猫のピガとユピを連れて再びパリで暮らし始めた。臨終の床で「なぜ私はあのとき、もう一度パリへ行かなかったんだろう」と思うのだけは、絶対に嫌だと思った。『天然生活』に連載されたエッセイ。年齢を重ね、人生経験も積んで再訪したパリの街、そこで暮らすフランス人、日本人との出会いの描写は実に滋味深い。一度目とはまるで違う、ゆったりとした気持ちでシンプルな日常を送っている。2023/06/12
コータオ
4
フランスでは、家庭での食事もコースのように順番に食べる。テレビなんてもちろんNG、おしゃべりを楽しんで食べる。おやつもお店の手作りのパイとかで、ポテチポリポリはない、らしい。パリの人はシンプルで美しく心豊か。でもイメージと違って住む、慣れるには時間がかかると。著者が過ごした二度の在パリ。私はこの先行くこともないだろうけど、ムスメや誰かが行くかなー、いつか、なんて思いながら楽しんで読めた。2025/04/30
hiyohiyomaru
2
天然生活連載時にとても楽しみにしていたエッセイ。あの頃の空気ごと懐かしんだ。2023/01/28
せしる
1
復刊、だけど古びていなく、フランス、パリという都市の断片を知れる1冊2024/02/18
vivi
1
★★★☆☆2022/11/28
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