出版社内容情報
ロシアによるウクライナ侵攻では、情報戦という名の「見えない戦い」が繰り広げられている。
クリミア侵攻以来、周到に積み上げられてきた、ロシアによる自他国の世論誘導工作とプロパガンダ戦略は、世界に大きな分断をもたらした。
海外研究機関の各種報告から読み解く、現代の情報戦最前線と民主主義の危機とは?
【一部内容】
陰謀論コミュニティに食い込むロシア
ウクライナ侵攻で「日本からは見えない」もの
世界に展開するロシアのプロパガンダツール
ロシアのネット世論操作と監視システム
危機を迎えている民主主義
目次
第1部 ウクライナ侵攻と情報戦(我々には見えていないロシアの活動;ロシアのフェイクニュースと、欧米の応酬 ほか)
第2部 ロシアのネット世論操作の実態(世界トップレベルのネット世論操作大国ロシア;ネット世論操作の手法)
第3部 世界の情報空間の変容(ビッグテック企業という無自覚な権力者;30か国96件の「デジタル影響力行使」の分析からわかったこと ほか)
第4部 民主主義の顔をした権威主義(民主主義の顔をした権威主義;アメリカの政策変更が招いた民主主義の衰退)
第5部 ウクライナ侵攻は民主主義の転換点となる(崖っぷちの民主主義;ウクライナ侵攻は新しい時代の幕開けかもしれない ほか)
著者等紹介
一田和樹[イチダカズキ]
小説家およびサイバーセキュリティの専門家、明治大学サイバーセキュリティ研究所客員研究員。IT企業の経営を経て、2011年にカナダの永住権を取得。同時に小説家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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