100年残したい日本の会社

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100年残したい日本の会社

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  • サイズ 46判/ページ数 275p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594091743
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0034

出版社内容情報

 私はこれまで、創業100年を超えた企業、たとえば虎屋、鈴廣、にんべん、龍角散など錚々たる老舗企業の社長たちをたくさん取材し、永続企業になる秘訣を探求してきました。
 しかし、そうした歴史のある素晴らしい会社は、稀有な存在です。あまりにも完成されていて、遥か彼方にある会社だと思われる方も少なくないでしょう。自社との隔たりの大きさに、とても参考にしようという気持ちが起きないかもしれません。
 そこでみなさんが、より身近な存在として、自社とオーバーラップすることができるのはどのような会社だろうかと考えたとき、それは、まだ成長過程にあり、伸びしろがある会社ではないかと思ったのです。今まさに「100年企業になろうともがいている会社」ではないだろうかと。
 今回、100年残ってほしい企業をピックアップさせていただき、各社の代表者や創業者に取材し、その内容をみなさんに紹介することにしました。取材にご協力いただいた会社は決して無名の会社ではありませんが、10社すべてが100年続くために必死にもがいている会社です。
 きっと、本書に目を通していただいた多くの経営者の方は「そうか、こんなに有名な会社でも自分たちとそれほど変わらないんだな」と身近に感じてもらえるはずです。今まさに取り組んでいること、苦労していることは、みなさんの現在のご苦労とも重なってくると思うのです。
 だからこそ、今ここから、自分たちの会社がやるべきことが見えてくる、新たな事業の方向性や戦略のヒントが生まれてくるに違いありません。10社の代表者や創業者の想いに刺激を受け、勇気がわいてくるはずです。「自分の会社もこんな会社にしたい」と目標にしていただけるのではないかと思っています。

 今回、本書『100年残したい日本の会社』として10社を取材させていただきました。選ばせていただいた理由をここでお話しします。

内容説明

10社の代表者や創業者の想いに刺激を受け、きっと勇気がわいてくるはずです。「自分の会社もこんな会社にしたい」と目標にしていただけるのではないでしょうか。

目次

第1章 大きな夢を追う(ユーグレナ―貧困博物館をつくる日まで;宮田運輸―世界中を走るラッピングトラック)
第2章 未来への事業承継(ピジョン―「上場」で愛を世界に;おやつカンパニー―あえて「外資」と組む道を選ぶ ほか)
第3章 新しい産業をつくる(ベアーズ―私たちは産業をつくっています;鎌倉投信―いい会社を真面目に支え続ける ほか)
第4章 危機感をバネにする(紀尾井町 福田家―あえて多店舗展開を封印する決断;星野リゾート―強烈な危機感が原点)

著者等紹介

藤間秋男[トウマアキオ]
TOMA100年企業創りコンサルタンツ株式会社代表取締役社長。TOMAコンサルタンツグループ株式会社代表取締役会長。公認会計士/税理士/中小企業診断士/行政書士。1952年東京生まれ、130年続く藤間司法書士法人の4代目の長男として誕生。1975年、慶応義塾大学卒業。セミナー、1900回以上。老舗企業を集めた「100年企業サミット」を主催する他、各種メディアで老舗企業取材も多数経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jackbdc

6
コンサルタントが印象的な経営者に話を聞いたもの。選択においては単に財務的に優秀な会社を選んだわけではもちろんなくて、顧客や従業員の満足や社会貢献を重視しているようであった。特に経営者の想いを深掘りしようとするアプローチが特色か。名だたる成功者の話なので、まあそれなりに学べる点は見つかるけれど、成功話より失敗談や苦労話にどうしても惹きつけられた。不思議だ。苦労話が好きなのは人間の性なのかな。失敗学が大事とか言いたい訳ではないんだよな。だって失敗なら自分も沢山してるし、それを深掘りするのは躊躇してしまうもの。2023/02/11

手ぬぐいゲッター

1
投資する会社を探していた時に、この本を見つけて読んでみました。 名前を聞いたことがある会社もあったけど、ほとんどが初めて聞く会社でした。  それぞれ素晴らしい考えややり方で成功しているようでしたが、特に多くの会社が人を大切にしている印象を受けました。 自分としてはピジョンが一番気になりました。2023/08/06

なかむら

0
2022年128冊目 オーディブル2022/12/08

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