出版社内容情報
新型コロナワクチン接種後に副反応の疑いで死亡した人の数は、2021年1月14日時点で1444人に達した。予防接種法に基づいて医療手当や死亡一時金が支払われる健康被害救済制度はあるものの、ワクチン接種と死亡との因果関係が認められたケースはいまだに「ゼロ」だ。
そんななか、5~11歳の子供へのワクチン接種が始まろうとしている。
だが、いま一度考えてほしい。そもそも未成年者で新型コロナウイルス感染症にかかって亡くなった人の数は、現在までにわずか4人にとどまっている。このうち3人は重度の基礎疾患があり、残る1人は事故後に行われたPCR検査で陽性反応となったため「コロナ死」としてカウントされたに過ぎない。つまり、20歳未満の若者で死亡・重症化したケースはほとんどないに等しいということだ。
一方、未成年者へのワクチン接種で重大な副反応が出たケースは1606人に達し、このうち重篤者は387人、死亡者は5人にのぼる。基礎疾患のない20~30代の若い世代でもワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を発症し死に至るケースが多数報告されていることは厚生労働省も認めているが、それにもかかわらず、なぜ5~11歳の子供に対してまでワクチン接種を推し進めるのか……?
累計20万部を突破した『コロナ論』シリーズの最新刊では、これまで盲目的にコロナワクチンの「安心・安全」を訴えてきたメディア御用達の「専門家」と、今回のコロナ禍で救世主ともてはやされた製薬会社の蜜月の関係に光を照射する。
基礎疾患もなく接種当日の朝まで元気にしていた最愛の家族が、ある日突然帰らぬ人となる――。そんな不慮の死の原因がワクチン接種にしか思い当たる節がなくとも、遺された家族は日本を広く覆う「同調圧力」という名の重苦しい空気に押しつぶされて、救いの声さえ上げられないでいる。
国とメディアがこれ以上「不都合な真実」を黙殺し続ければ、薬害エイズ事件をはるかに超える史上最大規模の「薬禍事件」に発展する可能性が高いーー。
最新刊も、『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』(1998年・幻冬舎刊)や『ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論』(2009年・小学館刊)など、これまで数多くの論考を発表し、その度に激しい論争を巻き起こしてきた漫画家・小林よしのりが描く渾身の問題作となっている。
内容説明
メディア御用達の「専門家」と製薬会社の蜜月関係を暴く!
目次
コロナ君のわるものずかん
デマもある民主主義がいい
コロナデマの大行進!01(2021年10月5日配信/「小林よしのりライジング」Vol.412より)
糞口感染と空気感染
ワクチン猛毒説はトンデモか?
ワクチン接種に「選択の自由」はあるか?
闘論席 日本人の集団主義と沈没船のエスニックジョーク(『週刊エコノミスト』2021年12月14日号)
副反応の苛烈
特別対談 九州大学大学院比較社会文化研究院教授・施光恒×小林よしのり 同調圧力という「悪」と規範遵守という「善」―コロナ禍で見えた日本人の肖像
ワクチン安心安全説こそデマである!〔ほか〕
著者等紹介
小林よしのり[コバヤシヨシノリ]
1953年、福岡県生まれ。漫画家。大学在学中に『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、ギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』(集英社)、『おぼっちゃまくん』(小学館)などの代表作を発表。1992年、『週刊SPA!』(扶桑社)誌上で世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論スペシャル』(解放出版社)、などを発表し論争を巻き起こす。新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信。身を修め、現場で戦う覚悟をつくる公論の場として「ゴー宣道場」も主催する。現在、『週刊SPA!』にて『ゴーマニズム宣言2nd Season』を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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