東大卒の文学青年は兵士になった 祖父が見た日中戦争

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東大卒の文学青年は兵士になった 祖父が見た日中戦争

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594091101
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

死と隣り合わせのなか、思い知った人間の宿痾とは?
学問に勤しみ、恋をし、芸術談義に明け暮れる……いつの時代でも、どこにでも普通にいる若者たちは戦場で何を見聞きし、何を強いられ、何を考え、思ったのか?

今こそ読みたい珠玉の戦争論
私はこのとき、人間には一向に進歩しない領域があることを理解した。人間は救いようのない決定的な宿痾を背負わされて生かされているのだ。未来永劫、この大地の上の濁世から、いがみ合いがなくなることなどないのだ。戦争ほど人間的な行為はほかにない。それを誤魔化してはいけない。……本文より

内容説明

戦争とは何か?今こそ読みたい珠玉の戦争論。

目次

第1章 淡い日々
第2章 青春の輝き
第3章 歪む写真
第4章 凍てつく大陸
第5章 歌と笑いと
第6章 怒号
第7章 楓流され
第8章 ヒトの深淵
第9章 別れ
第10章 敗戦

著者等紹介

早坂隆[ハヤサカタカシ]
1973年、愛知県生まれ。ノンフィクション作家。大磯町立図書館協議会委員長。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)でミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mochizo

2
東大での文学青年が戦地に言った話し。説教臭いかと思ったら、いやいや泣けました。右でも左でもなく、ただ切々と戦争の現場のひどさが゛わかります。是非広く読んでいただきたい本ですね。2022/11/25

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