出版社内容情報
弁護士サマンサ・ブリンクマン 宿命の法廷
内容説明
サマンサ・ブリンクマンは、苦難の道を経て、ハリウッド近くに法律事務所をかまえるようになった少壮の弁護士だ。だが、内実は火の車。依頼人は犯罪多発地域の懲りない面々で、報酬は安定せず、車の修理費にも事欠くありさま。今夜も、まともな法律家ならことわりそうなケーブルテレビの番組に出演したのはいいが、帰りの街角で強盗に遭遇、生命の危機に直面する。そんな世界が彼女のフィールドなのだ―さて、メディアはいま、女優とそのルームメイトが殺害された事件の話で持ちきりだが…
著者等紹介
クラーク,マーシャ[クラーク,マーシャ] [Clark,Marcia]
米国カリフォルニア州生まれ。公選弁護人として経験を積んだ後、ロサンゼルス郡の検察局に入る。1995年に元フットボール選手で俳優のO・J・シンプソンが殺人容疑で逮捕された事件の主任検事となり、注目を浴びる。のちに検事局を退職し、さまざまなメディアに出演する。2011年に小説家デビュー
〓山祥子[タカヤマショウコ]
東京生まれ。成城大学文芸学部卒。出版社勤務後、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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み
19
初の作品らしい、作家さんOJシンプソンの事件の判事さんだったそうで(@_@)お話しも、かなりぶっ飛んだ展開です、サマンサの事務所の方々もキャラ良く、下巻に進みます。2023/11/05
Ribes triste
16
弁護士サマンサ・ブリンクマンシリーズ第一作。ただ今売り出し中の弁護士だけれど、依頼人は主に勾留中の犯罪者。事務所は火の車。そんな彼女に、人気TVドラマ女優の殺人事件の容疑者の依頼が舞い込む。二手三手先を読みながら、マスコミ、警察、犯罪者ともやり合うタフなサマンサが、かっこいい。相棒のミシェルとアレックスとのチームワークも小気味いい。そんな彼女にも、長年の確執がある母親という弱点があり…。息つく間もなく読了。下巻ヘ。2023/05/30
こーらすまま
7
毒親から逃れ薬から立ち直った元子役スターがルームメイトと共に惨殺された。自転車操業で事務所は火の車の弁護士サマンサは名を売るべく容疑者の元刑事デイルを弁護することに。アメリカの大きな裁判はもはやショービジネス、下巻に注目!2023/09/27
ぱぴゅ~~ん
5
海外ドラマを観ているような感じです。外国の小説ですからあたりまえですが。それなりに面白かったです。下巻もすぐに読みます。2023/06/10
tai65
2
星4つ2023/09/29