出版社内容情報
松本潤ら豪華俳優陣が繰り広げる、新感覚の痛快リーガル・エンターテインメント・ドラマ SEASONⅡの1~5話を完全小説化!
日本の刑事事件における裁判有罪率は、99.9%。しかし、たとえ99.9%有罪が確定している事件でも、残り0.1%が確定していない限り、それは本当の意味での“事実”にたどり着いたことにはならない。本作は、絶対逆転不可能な状況の中、最後の0.1%まで諦めずに事実を追い求めていく弁護士たちの物語である。
前作に引き続き、型破りな魅力にあふれた主人公・深山大翔と、深山とチームを組む敏腕弁護士・佐田篤弘をはじめ、個性豊かな斑目法律事務所の面々たちが、ぶつかり合いながらも事件に隠された事実を暴いていく。前作では描かれなかった、深山に関わる26年前の事件にも進展が!?
さらに、ある事件をきっかけに裁判官を退任した元裁判官・尾崎舞子はどのように関わってくるのか?そして、前作の〝弁護士vs検察官〟に裁判官を加えた司法のトライアングルの戦いの行方は…?
内容説明
「それはあなたのお父さんのものよね」。弁護士・深山大翔の父親は、殺人事件の容疑者とされたまま、無念の死を遂げていた。事件から26年後、深山は遺族から現場の遺留品を受け取る。この遺留品は深山の父親のものではなく、現場に第三者がいたことを示すものだった―。この新しい証拠から「事実」を探り出し、父親にかけられた疑いを晴らすことはできるか?0.1%に隠された真実を探るため、深山、佐田篤弘、弁護士となった尾崎舞子らが奔走する!