扶桑社文庫<br> お姫様は「幕末・明治」をどう生きたのか

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扶桑社文庫
お姫様は「幕末・明治」をどう生きたのか

  • 河合 敦【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 216p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594089573
  • NDC分類 281
  • Cコード C0195

出版社内容情報

幕末から明治にかけての激動の時代。戊辰戦争で勝者となった元殿様たちは、新政府で要職を務めたり、外交官や実業家となって腕をふるった。いっぽうで生活に困り農民になったり、宮司としてひっそりと世を去った元殿様もいる。
では、大名や公家のお姫様たちは、幕末・明治をどう生きたのだろうか。
有栖川宮家から水戸家に嫁ぎ、最後の将軍慶喜の母となった徳川吉子。
ともに将軍家に嫁ぎ、徳川家の最後を見届けた篤姫と和宮のその後とは……?
戊辰戦争で命をかけて逃げざるを得なかった二本松藩正室の丹羽久子や、北海道にわたり辛苦をなめ「開拓の母」と呼ばれるようになった亘理伊達家の伊達保子など、知られざるお姫様たちの生き様を、人気歴史研究家の河合敦先生が紹介する。

内容説明

将軍家や大名家、公家などの子女たち、江戸時代最後のお姫様は、激動期をどう生きたのか。薩摩藩から十三代将軍に嫁いだ篤姫。十四代将軍の正室となった和宮。有栖川宮家から水戸藩に嫁ぎ慶喜を産んだ吉子女王。徳川二六〇年の存亡をどのように迎えたのか…。かたや戊辰戦争で命をかけて逃げざるを得なかった二本松藩正室の丹羽久子や、北海道にわたり辛苦をなめ「開拓の母」と呼ばれるようになった亘理伊達家正室の伊達保子。知られざるお姫様たちの生き様を、人気歴史研究家の河合敦先生が紹介する。

目次

第1章 将軍家・御三家―激動の世紀を生きたお姫様(徳川吉子(女王) 水戸徳川家九代藩主斉昭正室 “烈公”に側室をすすめた王女
篤姫 十三代将軍家定正室 気位の高い嫁との反目の果て
和宮 十四代将軍家茂正室 政略結婚から手にした真実の愛
徳川美賀子 十五代将軍慶喜正室 大奥に入らなかった最後の御台所
新村信 十五代将軍慶喜側室 子宝に恵まれた将軍の側室
中根幸 十五代将軍慶喜側室 孫娘が祖母だと気づかなかった「優しいお幸さん」)
第2章 大名家―時代に翻弄されたお姫様(照姫 九代会津藩主松平容保義姉 義弟との淡く、秘められた恋;貢姫 六代川越藩主松平直侯正室 文武両道の才媛の幸せとは?;丹羽久子 十代二本松藩主丹羽長国正室 決死の逃避行の行く先;伊達保子 仙台藩十三代亘理伊達家当主邦実正室 開拓のためにかけた生涯)

著者等紹介

河合敦[カワイアツシ]
歴史研究家・歴史作家・多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師。1965年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。歴史書籍の執筆、監修のほか、講演やテレビ出演も精力的にこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばう

65
★★幕末、明治を生き抜いたお姫様達の暮らし、生き様を伝える内容です。第一章が徳川家に関わる人達、2章がその他大名家の人達について書かれています。将軍家の御台所だった3人については知っている話も多かったけれど側室や地方の大名家の奥方様については知らなかったことも多くためになりました。ただ私にはあまり合わなかったかも。同じような内容だと物凄〜く昔に読んだ永井路子さんの『歴史をそわがせた女たち』シリーズはワクワクして読んだけれど。男性目線から見た女性たちの話だからかなぁ?2022/08/01

uuuccyan

28
特別歴史好きというわけでもないが、激動の幕末明治期は面白い。表舞台に登場するのは男性ばかりだが、本書は『姫』に焦点を当てている。徳川や大名の娘達は政略結婚のコマであり、結婚後は跡継ぎを産むプレッシャーがあり大変だっただろう。それでも嫁ぎ先の家と運命を共にする姿はとてもたくましく感動的である。2022/04/22

バーバラ

14
以前、同じ趣向の本を読んだことがあり、それと登場人物が天璋院や和宮を始め結構重なっているのだけど、これはこれで十分楽しめた。生まれた時がもう少し前であったなら平穏な人生を全うしたであろう温室育ちのお姫様だが、歴史の大転換に大きな役割を果たした者、動乱の世の中で苦難や大病を乗り越えて長生きした者、それぞれの維新後の姿に胸が熱くなった。この本同様、著者の「殿様」シリーズも面白かった。他の著作も読んで、教科書やドラマでは味わえない歴史上の人物の素顔に触れてみたい。2022/06/03

ともこ

12
篤姫・和宮・美賀子などの姫に関しては、ドラマなどを通じて知っていることも多かったが、慶喜のふたりの側室信と幸のことははじめて知った。無血開城前後の彼女たちの功績、明治になってからの徳川家の暮らしぶりなど興味深かった。大名の姫たちのたくましい姿にも好感が持てた。正室は子があってもなくてもあくまでも正室。代わりにたくさんの子をもうけた側室たちであるが、その多く特に男児が夭逝していることに驚く。病と共に政治的な陰謀も疑ってしまう。思いの外にたくましい姫たちの暮らしぶり、現存する写真も合わせておもしろかった。2022/02/07

バームクーヘン

11
幕末で活躍した男性は歴史で習うし名前も知られている。しかし女性はその影に隠れて意外と知られていない。当時の姫様は政略結婚が当たり前。しかしいやいや結婚しても仲睦まじい夫婦になったり、夫没後も婚家に残り、家を盛り立て、逞しく生き抜いている。やんごとなき姫様も意外と強いのに驚く。篤姫と和宮が江戸城無血開場に奔走し、徳川家を守り、大きな歴史の1ページを作る。仙台藩の姫様は大名家に嫁ぐも戊辰戦争後は石高が減らされ、家臣と共に北海道の開拓に挑み成功させ「開拓の母」と慕われた、胸が熱くなった。いつの世も女は強し❗️2022/06/27

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