出版社内容情報
小学校で習った漢字を思い出して脳を元気に!!
小学校1年生では80文字の漢字を習います。そのうち「一」と「入」を組み合わせると「一入」という単語になります。
「一入」は「ひとしお」と読み、「ひときわ。いっそう。また、染め物を一度染液につけること」という意味になります。小学校1年生で「ひとしお」という読み方を習うわけではありませんが、一画と二画の文字を組み合わせるだけで、大人でも「あれ? これはなんて読むんだっけ?」とつまづきがちな単語が生み出されていくのはなんとも不思議な気持ちになります。
その他、小学校1年生で習う80文字の組み合わせだけでも、「三一」「山車」「小火」「文目」など、「読み方に戸惑う漢字」が続々と生成されます。
現在、小学校では6年間で1026文字の漢字が教えられています。これは2020年度からは都道府県に使う漢字20文字(栃、茨、埼など)が加わったからで、それまでは1006文字が小学校で教えられていました。本書では、この1006文字の漢字の組み合わせをクイズ形式なども用いて、楽しく「難読漢字」を紹介していきます。
目次
第1章 読めますか?
第2章 どちらを使いますか?
第3章 中学入試レベルの問題に挑戦
第4章 間違って覚えていませんか?
第5章 どこまで読めますか?
小学校で習った漢字
著者等紹介
守誠[モリマコト]
1933年横浜生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。総合商社・日綿實業(現在、「双日」)に入社、32年間勤務(そのうち4年間はモスクワ駐在)後、中途退職。愛知学院大学、同大学院(通商政策、知的財産権)などで教鞭をとる。2019年まで名古屋市立大学特任教授、名古屋市立大学22世紀研究所・副所長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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