扶桑社新書<br> 政治と報道―報道不信の根源

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扶桑社新書
政治と報道―報道不信の根源

  • 上西 充子【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 336p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594087500
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0295

内容説明

安倍晋三前首相の「訂正してない訂正会見」。加藤勝信内閣官房長官の「狡猾にはぐらかすご飯論法」。菅義偉首相の「全く答えにならない答弁」…なんで政治報道は突っ込まないのか??不誠実な政府答弁とその報じ方への「違和感」を「ご飯論法」を喝破した著者が徹底検証。

目次

第1部 報道による権力監視に向けて(報道不信を招く「オフレコ懇談会」;記者と政治家の距離感;論点を明示した質問の重要性 ほか)
第2部 国会報道に何が起きているか(国会演説の悪意ある切り貼り編集;「バランス」をとった報道の危うさ;誤認を誘う加藤勝信官房長官の答弁手法 ほか)
第3部 変わろうとする新聞(毎日新聞デジタル記事の挑戦)
第4部 「桜を見る会」を争点化させたしんぶん赤旗日曜版(田村智子議員「桜」質疑はどう組み立てられたのか?;実態を知らなかったからこそ立ち上がった問題意識;赤旗日曜版のスクープを追いかけなかった大手紙)

著者等紹介

上西充子[ウエニシミツコ]
法政大学キャリアデザイン学部教授。「国会パブリックビューイング」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Mc6ρ助

11
国会や記者会見での行政特別職の方々や高級官僚たちの答弁、コミュニケーションが成立していなくて本書を読んでいても本当につらくなってくる。かつて前首相が自らを「立法府の長」と言ったことは、言い間違いではなく、本当にそう思っていたのではないか、数で天辺をとったと思っていたのではないだろうか。著者らの働きかけもあり報道も少しづつは改善されているようだけど、オリパラやフクシマ(あっ、デジタル庁、こども庁もだ)、医療崩壊と報道されない医療崩壊などすでに日本は曲がり角を曲がってしまったのかもしれないと唖然となる。2021/04/21

かず

7
政治学のレポート記述のため読書。法政大学キャリアデザイン学部教授による報道姿勢への批判の書。p.3「政治報道は政局を報じる以外に、今、国会では何が問題になっているのかも、分かり易く報じるべき」が本書の本旨。国会は切った張ったの仁侠映画ではない。事例として「桜を見る会」に対する追及が挙げられているが、報道の裏側で、野党は自民党政治の矛盾を論理的に追及していたのだ。悪質な難癖のように報じられていたものが、真実は違うのだと示されている。メディア批判は最早不信と言える段階に。彼らも変わろうとしている。2025/11/22

藤堂 新平 No.9

6
▼国会を論戦というゲームにしてしまっている。論点を報道すべき▼ストレートニュースと言っても自信、安全運転等の文言で権力側に恣意的に味方している▼毎日デジタルニュースを推奨。文字数は無制限で社内の選りすぐりが記者をしているから▼大手新聞社は既に政府与党の広報紙に成り下がっていることがわかる。NHKも含めて2021/12/27

がんちゃん

4
政治家も政治家だけど、それを報道するマスコミ側にも問題があるってことなんだな。要は誰を向いて仕事をしているのかってこと。国民のため、という視点に立てばすぐにでも解決できるような気がするけど、国民をごまかしてまでのうのうと生き延びようとする与党政治家と官僚、そしてそのことを正確に報道しようとしないマスコミを私たちが許しているかぎり、この国はたぶん滅びます。このことに多くの国民が気づいてくれればいいんだろうけど、ツイッターなどを起点にした新しい報道の仕方や運動が芽生えていることに多少の救いは感じました。2021/06/27

Yoshiko

2
2021年の本なので事例は安倍政権時代が中心だが、内容は全く古びていない。古びていないことが残念だ。マスコミの政治部はこの本を熟読すべきだと思う。反論できるならすべきだとも思う。おそらく、「反政府」の研究者が、「自分たちの努力も知らずに」外から叫んでいる、ぐらいにしか思っていないのではないかと思う。しかし、政治家の発言をただ伝えるだけではジャーナリズムの機能を果たしているとはいえない。政治家の名前を匿名にして裏話を書いても、政治家の術中にはまるだけ。そういう認識から、報道機関は自己改革を始めてほしい。2025/07/04

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