出版社内容情報
いまだ特効薬のない新型コロナウイルス感染症に対して、食事の面でどう免疫力をつけて、感染予防を心がけるか?
本書ではTV番組でヨーグルト博士として登場したこともある、食品免疫学のプロ・戸塚護氏が「免疫とは何か?」「免疫食は強さでなくバランス」といった基本的な仕組みから、「具体的にはどんな食材が免疫力の向上・調整に効果があるか?」といった具体的な食事法まで、最先端の食品免疫学の研究などを多数紹介して、わかりやすく解説した書籍になります。
この本を読めばもう、スーパーでどの食材を買い、どう調理したら「免疫にいいか」、迷うことはありません!
たとえば、ヨーグルト+きなこ、はちみつ、キムチ+納豆といった食事の組み合わせは、体の中で最も大量に免疫細胞を生み出し、体内の免疫バランスを整える大腸の活性化に最適です。大腸で免疫力の活性化に貢献している乳酸菌、納豆菌などプロバイオティクス(体にいい影響を与える微生物)の働き、役割、そしてそれらを含む食材や食べ合わせについても多数紹介しています。新型コロナウイルス感染症の蔓延で注目された食品各社の商品別ヨーグルトの機能分析もとても参考になるはず!
オメガ3脂肪酸、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンB1、ビタミンD、亜鉛、セレン…など、体内免疫を高めるために必要な栄養素やそれを含む食材なども幅広く取り上げ、この1冊で「ウイルスに負けない最高の食事術」がわかる、画期的な食事術の本になっています。
この本を読んでウイルスに負けないための食材選び、免疫向上レシピ、免疫細胞を活性化し最高のバランスで備える食事術をどうか学んでください!
内容説明
ヨーグルトがコロナに効くって誰が言った!?食事と免疫の「正しく、おいしい関係」教えます!免疫に働くヨーグルト商品別解説つき!
目次
第1章 「免疫力」の大誤解―そもそも免疫力って何?
第2章 食事で免疫力アップは本当に可能か
第3章 ヨーグルトと免疫力1 トクホと機能性表示食品にこだわるな
第4章 ヨーグルトと免疫力2 プロバイオティクスで強い体づくり
第5章 腸内フローラと免疫―おすすめの発酵食品
第6章 免疫力の「バランス」とアレルギー抑制
著者等紹介
戸塚護[トツカマモル]
日本獣医生命科学大学応用生命科学部食品科学科教授。1988年、東京大学農学部農芸化学科卒業。1990年、東京大学大学院農学系研究科(現農学生命科学研究科)修士課程修了、学位は博士(農学)。東京大学農学部助手、客員助教授、准教授、文部科学省学術調査官(兼任)を経て2017年より現職。免疫・アレルギー反応や腸管の機能を制御する食品成分の研究を通して、食による健康維持に貢献することを目指している。腸内細菌学会評議員、日本食品免疫学会幹事、日本農芸化学会代議員、牛乳乳製品健康科学会議委員、日本乳業協会理事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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