OKI―囚われの国

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OKI―囚われの国

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  • サイズ 46判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594086046
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「面白い展開、斬新です」
伊藤祐靖氏(海上自衛隊「特別警備隊」創設者)

島根県隠岐の島に謎の武装集団が上陸。
〝静かな支配〟を展開する彼らに政府は、自衛隊は?
国防を知り尽くした著者が描く、迫真のドキュメント小説。

謎の武装集団はマスコミを利用し、世論を分断する……これは明日にでも起こりうる、銃弾の飛び交わない「現代戦」だ!
正体不明の武装集団、世論を操作する情報戦、電脳空間で展開されるサイバー戦、ネットに煽られた国会前デモ、どっと押し寄せる半島からの難民、政府中枢に存する内通者……目まぐるしく変わる展開には、フィクションで片付けられない〝リアル〟がある。

内容説明

島根県隠岐の島に謎の武装集団が上陸。“静かな支配”を展開する彼らに政府は、自衛隊は?国防を知り尽くした著者が描く、迫真のドキュメント小説。

著者等紹介

杉山隆男[スギヤマタカオ]
1952(昭和27)年、東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業後、読売新聞記者を経て執筆活動に入る。1986年に新聞社の舞台裏を克明に描いた『メディアの興亡』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。1996(平成8)年、『兵士に聞け』(小学館文庫)で新潮学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

臓物ちゃん

7
アマビエのブロンズ像で有名な隠岐の島に統一朝鮮軍が上陸!そんな自衛隊ドキュメントの名手による新手の侵略シュミレーション小説ってんで前から気になってた作品、Twitterで杉田水脈が勧めてるとかグワバァーッ!でも読んだ。並の侵略ものじゃ侵略軍が虐殺狼藉やり放題なもんだけど、本作は逆に血が一滴も流れずに侵略軍も優しかったらどうなるの?ってんで国内が自衛隊出す出さないでモメまくる。デモ隊は暴徒化するわ国会議事堂では殴り合いが起きるわで大変だ。『正論』連載作なので左の暴動ばかりだがこういう時は右がかなりヤバいぞ。2020/10/29

マイアミ

5
★★★ 設定は現代でツイッターやインスタなどのSNSや、日本死ねだったりシールズやフランスのデモを彷彿とさせるようなものやコロナウイルスについても触れられていたが、それ以外の部分は20年前の作品といった感じ。考え方の古くささとカビ臭さに辟易した。特に国会の強硬採決やデモ隊の国会への侵入などは、団塊の世代は学生運動を思い出して喜ぶのかもしれないが、それ以降の世代には白けるだけだと思う。余談だが2002年に小泉総理が訪朝してから拉致を始めとした北朝鮮問題は一切前に進んでいないのだと、改めて思い知らされた。2021/01/17

nori

5
I felt something in agitation by right wing from this story. Aim of author is clearly mentioned and all topics are destined to it. Therefore, there are lack of diplomatic view and influence by neighbors. Maybe he wants to deploy SDF in 石垣島 smoothly. 2021/01/02

うさ

4
やっぱり一部のメディアは信用ならんな~ってのとコロナウイルより危機があるってのも再確認できた作品(笑) でも読み手選ぶな(笑)2021/01/06

月と星

4
★★★隠岐の島に謎の武装集団が上陸。彼らは"静かな支配"を展開し,マスコミを利用し,世論を分断する。これは銃弾の飛び交わない現代戦だ。(←帯より)サイバー戦,デモ,難民,内通者とてんこ盛り。ストーリーだけが進んでいくような。日本人の平和主義人道主義を逆手にとり,銃を一発も放つことなく,じわじわ日本が侵されていく。2020/10/16

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