「愛」という名のやさしい暴力―その生きづらさはどこからきたのか

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「愛」という名のやさしい暴力―その生きづらさはどこからきたのか

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  • サイズ 46判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594086022
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0095

出版社内容情報

あなたの生きづらさはどこから来たのか
現代社会では、いわゆる「よい子」や、やさしい「いい人」ほど
生きづらさを抱えている。
子どもを愛するがゆえに、子どもに期待して干渉する。
そんな親からの「やさしい暴力」を免れている家庭は、今の日本には少ないかもしれない。
波風を立てず、空気を読み合って、相手の期待を裏切らないようにふるまううちに
人は自分の欲求や願望をうしなっていく。
他者の期待を読み取り、それにこたえることが「自分の人生」になっていないだろうか?
誰の役に立たなくても、みんなと同じことができなくても、あなたらしい人生はそこにある。
不安、無力感、寂しさ、怒り、罪悪感に苦しむあなたを
家族問題の第一人者である精神科医が、「やさしい暴力」から解放する。
かけがえのない「あなた」が自分らしく生きるために。

内容説明

いわゆる「良い子」や「いい人」ほど、現代社会では生きづらさを抱えている。波風を立てず、空気を読み合って、相手の期待を裏切らないよう振る舞う「やさしさ」が充満している家庭で育った子は、やがて自分の願望や欲求を見失っていく。自己は育たず、他者の期待を読み取り、それに応えることが人生だという共依存的な生き方しかできなくなってしまう。

目次

第1章 「愛」「期待」という名のやさしい暴力
第2章 「母」という呪い
第3章 機能不全の家族
第4章 人の役に立たなくていい
第5章 安心して無気力でいましょう
第6章 「ダメな自分」にもパワーがある
第7章 悩みを言葉にできれば解決に向かう

著者等紹介

斎藤学[サイトウサトル]
精神科医、家族機能研究所代表。1941年東京都生まれ。1967年慶應義塾大学医学部卒。同大助手、WHOサイエンティフィック・アドバイザー(1995年まで)、フランス政府給費留学生、国立療養所久里浜病院精神科医長、東京都精神医学総合研究所副参事研究員(社会病理研究部門主任)などを経て、医療法人社団學風会さいとうクリニック理事長、家族機能研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

meru

17
親子関係において親は知らず知らず知らずのうちに子どもを束縛 もっとひどい言葉でいうと虐待にあたる。よくよく考えてみれば、この子の将来の為に習い事 塾 と生活費から捻出し、良い親と満足し‥  しかしそれは子どもにとって本当に幸せなことなのか?重荷になっていることも少なからずある。バランスはそうとう難しい。子どもが大人になった時 親が習い事をさせてくれたおかげで、と思ってくれたら肩の荷が降りるかも2021/01/26

スリカータ

12
著者はアダルト・チルドレンを提唱した精神科医。親の共依存による暴力を説く。子育ては終わったけど、本書を読むと自分の子育てはこれで良かったのか分からなくなり、あれこれと回想してしまう。親自身が叶えられなかった夢を子供に肩代わりして入れ込むことに対しては昔から違和感があったので、これだけはしないようにして来たけど、これも優しい暴力の一つだった。2020/12/02

Jas

8
『現実の自分の生活が息苦しかったり問題があると感じたりしたら、いつでも自分が考えている「もう一つ別の生活」に移ってもいいのだと思うこと。』『成長した人は静か』毎日この言葉に触れ、心がけて生きたい。自分の人生を自分で選ぶ。『「もう一人の自分」を考えたとたん、生活は具体的に変わる』私は今の自分の生活を変えたい。ロボット化が起こっている今の生活を変えたい。自己顕示欲ではなく、自分が喜びを感じる形で、静かに自分を表現して生きたい。「生きがい」「生きる」2022/07/18

okaching

6
傍からみるとこういった家庭の異常性を感じる。親の共感性や温かみがなく、支配性が強い。なんとか子どもにとって良い環境にしてあげたいと思うが、親が変わるはずもなく、何もできないで手をこまねくだけ。子供は家族を維持するために自分を抑え、親の顔色を伺う。その結果低い自尊心、境界のなさ諸々を持ち大人になっていく。まさに虐待の連鎖。2022/10/14

ゆりたん

2
着眼点、踏み込んだ姿勢は素晴らしく、一種の救済を感じられる。欲をいえば一つの項目に対してもう少し(せめて、あと2ページ)書いていただけたらなあ…一つ一つがとても気になる項目であった為、もっと掘り下げて読みたくなった。2023/04/15

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