扶桑社新書<br> 疑問だらけの幼保無償化

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扶桑社新書
疑問だらけの幼保無償化

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594084745
  • NDC分類 369.42
  • Cコード C0295

出版社内容情報

無償化=タダじゃない?
「幼児教育・保育無償化」の問題点を緻密な取材に基づき検証する!

昨年10月にスタートした幼児教育・保育無償化。一見、保護者の負担を減らし、幼児教育・保育の施設に安定的な収入をもたらすように思える制度だが、不安を訴え、疑問を呈する関係者の声が高まってきている。本当に保護者、そして子供のための制度なのか。制度の「真の狙い」は何なのかを探る渾身のリポート!

保護者が真に望むのは無償化よりも保育士・幼稚園教諭の待遇向上。
実態は人手不足に拍車をかける、「質」を軽視した制度だった――。

内容説明

昨年10月にスタートした幼児教育・保育の無償化。一見、保護者の負担を減らし、幼児教育・保育の施設に安定的な収入をもたらすように思える制度だが、不安を訴え、疑問を呈する声が高まってきている。本当に保護者、そして子どものための制度なのか。制度の「真の狙い」は何かを探る渾身のリポート!

目次

保護者は手放しで喜んでいない幼保無償化
選挙対策だったのか幼保無償化
母親を働かせるのが幼保無償化の狙いだったのか
幼保は無償化でも会社は変わらない
なぜ〇歳から二歳児の保育料は無償化の対象になっていないのか
幼保無償化は質を置き去りにしてしまったのか
親まで変える質を幼保無償化は目指しているのか
自治体も疑問を抱く幼保無償化
無償化の対象を広げる動きは、どこから始まったのか
実は期限がついている認可外保育施設の無償化
無償化より保育士・幼稚園教諭の待遇改善を望む保護者
幼保無償化は待機児童問題に影響をあたえるのか
認定こども園への疑問
なぜ三つの府省が幼保無償化に絡んでいるのか

著者等紹介

前屋毅[マエヤツヨシ]
フリージャーナリスト。1954年、鹿児島県生まれ。法政大学卒業。『週刊ポスト』記者として主に企業取材を担当。その後、フリーに。教育問題と経済問題を主なテーマにしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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