内容説明
決断(手術)を経て、メジャー3年目の「勝負の年」まだ見ぬ自分を探す旅へ―“挑戦するマインド”は、いかに育まれたのか。10年におよぶ取材の集大成がここに!
目次
第1章 決断
第2章 源流
第3章 黄金の国、いわて
第4章 北の大地
第5章 二刀流の真実
第6章 終わらない挑戦
著者等紹介
佐々木亨[ササキトオル]
1974年岩手県生まれ。スポーツライター。雑誌編集者を経て独立。主に野球をフィールドに活動するなかで、大谷翔平選手の取材を花巻東高校時代の15歳から続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サラダボウル
20
高校入学時から大谷を知るスポーツライターによる、「大谷翔平の素顔」。2018年出版。23才の青年が海をわたる。ご両親、花巻東高校佐々木監督。岩手という土地。二刀流を特別と捉えないと決めた栗山監督と日本ハムのスタッフ陣。多くの人の力を糧としながら、大谷は周囲の雑音を気にせずに前だけを見据える。課題をもちたい、自分自身を試してみたい、もっともっと自分はできる。それは少年のもつ本来の力だと、多くの大人は反省のため息が出るところ。野球、すげぇな!!(敬称略)2023/05/28
智哉
15
大谷翔平は史上最高のメジャーリーガー。本人の弛まぬ努力はもちろん、両親をはじめ佐々木監督、栗山監督、素晴らしい指導者に恵まれた。何より感心するのはその品格。名声を得て変人と化すアスリートとは大違い。これからも世界中の人々を感動させてほしい。2023/08/08
youmar Jr.
10
大谷は、色んなものに興味を持ち、色んなことをマスターしてきた選手だ。 大谷は、野球が楽しいという一つのもので、たくさんの偉業を成し遂げてきたすごい人だと思う。2020/05/15
きよ
7
大谷の活躍を支えてきた両親、監督、トレーナーを取材しており、いかに恵まれた環境で成長してきたかが分かった。また、この恵まれた環境を選択し(選べるものと選べないものはあるが)、成長を楽しんでいる大谷のスケールの大きさが改めて伺えた。田舎での子育てもいいんだろうなぁ。そんなことも考えさせられた。WBCがますます楽しみである。2023/02/19
kuri1632
7
凄く面白かったです。大谷翔平と言う世界でも注目されるプレーヤーの子供のころの話、両親、そして高校時代の恩師とのかかわり方、更には日本のプロ野球での取り組みそれぞれが密接に絡んで今の彼を形成しているのが興味深かったです。更に日ハム大谷誕生秘話等エピソードも面白かったです。これを読んで彼自身がどの様にこれから成長していくのか、ますます興味が増しました。2022/10/22