安心して、死ぬために―幸福なまま、旅立ちたいと思っているあなたへ

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  • サイズ 46判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594083502
  • NDC分類 490.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人生は苦しいこともあれば、大変なこともあります。
でも、最期のとき、「幸せな人生だった」と思うことができれば、それは悔いのない人生だったということになります。
超長寿社会のなかで、置き忘れられているのは、どう長生きするのかの先にある、どう安心して旅立っていけるかです。
本書には、幸福なまま旅だっていける、大事な心得が満載されてます。最期はお世話になるかもしれない終末期医療の問題点も指摘され、対策も書かれています。是非、一読して下さい!


内容説明

療養型病院と救急医療の現場で、死を見届けてきた医師が伝える、平穏なまま、逝くための大事な心得。「ひとり自宅で死ぬ」は、穏やかな逝き方です。

目次

第1章 命は、終わらない
第2章 感謝上手は、死に上手
第3章 みんな死ぬときは、ひとりです
第4章 お迎えが来る日まで、精いっぱい楽しむ
第5章 「死に上手」になるための準備
第6章 今の医療で「死に上手」になるために
第7章 「死ぬこと」は自然にまかせて

著者等紹介

矢作直樹[ヤハギナオキ]
1956年、横浜生まれ。1981年、金沢大学医学部を卒業後、麻酔科、救急・集中治療、内科の臨床医として勤務しながら、医療機器の開発に携わる。1999年、東京大学工学部精密機械工学科の教授に。2001年に同大医学部救急医学分野教授、同大病院救急部・集中治療部部長。2016年3月、任期満了退官。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

reo

10
人はみんな死ぬ。今生きている僕たちは「死ぬこと」を特別なこと、不幸なことと思ってしまってるという。”魂”や”テレパシー”の話もあるが「それは科学で証明されてないでしょう」と人はいう。武田邦彦先生の説によると、鰯の群れが大きい敵が近づいてくると形を変えたり、ヌーの群れの川渡など、どちらも明快なリーダーは居ない。群れの中心にいるものと外側にいるものとの連絡は、科学的には証明されてないがテレパシーで取っているとしか思えないらしい。人が宇宙の神羅万象を全て知ってる訳ではあるまい。体は借り物!中今を楽しく生きよう。2020/01/21

さばずし2487398

7
元東大病院救急部の医師から語られるのは自宅で安らかに死ぬ事、老衰で自ら食べられない時はお迎えの時なので無理に食べさすのは本人に酷な事、孤独死は哀れな事では無い事など、医療との関わりを極力無くして精神性を尊重するという提案。 死は元いた場所へ戻るだけ。それまで神から預かった乗り物(肉体)を大切に。そもそも医療にお世話にならない予防の意識を持ち、将来を気にしない『中今』で生きれば大丈夫。とても肩の力が抜けて、本来の魂から見た死に方を考えさせられる。 2020/01/15

明日は晴れ

2
著者の本は4冊目。基本的な考え方は4冊とも同じ。ある意味、常識は作られたもので、時代によって変わったりする。しかし、著者の普遍的な考えは常識をも覆す。それも押し付けがましくないのがまた良い。いつか再読だな。2020/02/01

Go Extreme

1
悪魔の証明:無いことの証明 釈迦:この世の苦しみ→無常=無知・真理に暗い 真理:森羅万象は常に流動変化 人生は旅:目的は魂の成長←自分で決めた寿命やテーマ 病気にならない秘訣≒病気を考えない 身体に感謝・労わる すべては練習と習慣 中今を生きる:目の前のことに夢中になる 今日も朝起きて仕事ができた・ありがたい 中今を生きていない大人:過去・将来に悩む 日々の動作意識化→仏教の修行→感謝を乗せる 今に感謝→その瞬間を生きる→続きに死があるだけ 寿命が来るその日まで中今を生きていく お迎えが来るまで今を楽しむ2020/02/09

神谷孝信

1
いつもながら著者の本は指針となります。42020/01/19

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