出版社内容情報
斎藤 学[サイトウサトル]
著・文・その他
内容説明
いわゆる「良い子」や「理想的な家族」ほど現代社会では深刻な病理を抱える。生きづらさに悩む多くの人は、怒り、寂しさ、虚しさ、恨みなどの感情に翻弄され、共依存や依存症、「必要とされたい病」「認められたい病」に陥っていく。この現代社会で、自分を認め、愛し、自分らしく生きるには、どうしたらよいか。
目次
第1章 苦―生きづらさに苦悩する
第2章 愛―愛が欲しい、愛してくれる人がいない
第3章 囚―「~~すべき」という呪縛から逃れられない
第4章 恐―人間関係からはじき出される恐怖
第5章 寂―孤独を抱え、寂しくてたまらない
第6章 嘆―なぜ自分だけいつも不幸なのか
第7章 怒―自分を傷つけた人(親)を許せない
著者等紹介
斎藤学[サイトウサトル]
精神科医、家族機能研究所代表。1941年東京都生まれ。1967年慶應義塾大学医学部卒。同大助手、WHOサイエンティフィック・アドバイザー(1995年まで)、フランス政府給費留学生、国立療養所久里浜病院精神科医長、東京都精神医学総合研究所副参事研究員(社会病理研究部門主任)などを経て、医療法人社団學風会さいとうクリニック理事長、家族機能研究所代表。医学部卒業後、母校の神経科学教室で精神分析のトレーニングに入る。同時期より、国立アルコール症センターとして発足した久里浜療養所(当時)で臨床にあたりつつ、アルコール依存症など「依存症」という用語を提唱し定着させ、依存症の家族に代表される、温かさや安心感などが提供できない機能不全家族で育った「アダルト・チルドレン」という概念を日本に広めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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