シリア拘束 安田純平の40か月

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シリア拘束 安田純平の40か月

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  • サイズ A5判/ページ数 110p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784594081331
  • NDC分類 316.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

【内容について】
2015年6月に取材のためシリアに入国し、武装勢力に40か月間拘束され2018年10月に解放されたフリージャーナリスト・安田純平。帰国後の11月2日、日本記者クラブ2時間40分にわたる会見を行い、拘束から解放までの体験を事細かに語った。その会見と質疑応答を全文収録。
また、本人によるキーワード解説を加え、年表や地図、写真なども加え、さらにわかりやすく説明。巻末の独占インタビューでは、会見後に沸き起こった疑問点にも答える。

【著者について】
安田純平(やすだ じゅんぺい)
1974年埼玉県入間市生まれ。一橋大学社会学部卒業後、信濃毎日新聞に入社。在職中に休暇をとりアフガニスタンやイラク等の取材を行う。2003年に退社、フリージャーナリストとして中東や東南アジア、東日本震災などを取材。2015年6月、シリア取材のためトルコ南部からシリア北西部のイドリブ県に入ったところで武装勢力に拘束され、40か月間シリア国内を転々としながら監禁され続け、2018年10月に解放された。著書に『誰が私を「人質」にしたのか』(PHP研究所)『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』(集英社新書)など。


安田 純平[ヤスダジュンペイ]
著・文・その他

ハーバー・ビジネス・オンライン[ハーバービジネスオンライン]
編集

内容説明

帰国後の会見全文にキーワード解説を加え、独占インタビュー120分とシリア情勢解説を収載!!

目次

第1章 シリア入国、武装勢力に拘束・監禁
第2章 動くこと、音を立てることも禁じられる日々
第3章 抵抗から解放へ
第4章 帰国後初会見の質疑応答より
第5章 日本外国人特派員協会での会見より
第6章 安田純平激白120分「拘束中はずっと理不尽な“ゲーム”を強いられていた」
第7章 インタビュー「シリアの状況を伝えようとした安田さんに感謝」ナジーブ・エルカシュ(在日シリア人ジャーナリスト)

著者等紹介

安田純平[ヤスダジュンペイ]
1974年埼玉県入間市生まれ。一橋大学社会学部卒業後、信濃毎日新聞に入社。在職中に休暇をとりアフガニスタンやイラク等の取材を行う。2003年に退社、フリージャーナリストとして中東や東南アジア、東日本震災などを取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむら

36
安田さんが東北大で講演するってよって友だちから聞いて、講演より本書いたら読みたいなと思ってたらもう出てるよってことで借りてみた。書いたんじゃなくて日本記者クラブ等の記者会見をまとめた100pくらいの本でした。拘束されてる間の待遇が、前半と後半でだいぶ違う。後半の地味にいたぶられるのは心身にこたえそう。戦場ジャーナリストの精神力。もう少し落ち着いたら詳細なドキュメンタリーを書いて欲しい。そしてバッシングの件ですが、なんかあったら政府に助けてもらおうって戦地に行くジャーナリストなんていないと思うけどな。2019/05/15

ミライ

28
2015年6月にシリアに入国し、武装勢力に拘束され2018年10月に解放されたフリージャーナリスト・安田純平氏の帰国後のテレビインタビューを文字でおこしたもの。ワイドショーなどでは一部の発言が切り取られて、それを元にいろいろと推測されSNS炎上していたが、この記事を見ると本当は何を言いたかったかがわかる。シリアの内情に詳しくなくともキーワード解説や写真を交えた内容であるので非常に読みやすい構成となっている。2018/11/25

ふじ

17
毎日をなんとなく生きていく中で、正確な情報を得る難しさを思った読後。シリアに長期にわたり拘束され、バッシングも多かった安田氏。その解放後のインタビューで構成される。バッシングの元となった解釈はほぼ全てが誤りで、これを読まなければ知り得なかったことを思うと恐ろしくもある。テレビ・ネットからのなんとなくの情報収集が、いかに危ういか。拘束していた団体は結局本人にすら正体を明かしていない。交渉に苦心した日本政府も、直接やり取りをしたわけではなく、複数の正体の定かでないブローカーと腹の探り合いをしながらだったよう。2019/06/22

tellme0112

13
印刷物ってすばらしいなと。動画も見てたはずなのに。補われる解説も良い。言葉の力で帰ってきた…「私はウマルです」動画の背景が読めて良かったわ。あのニュースは韓国で見てたのよ。2019/04/23

次郎作

12
さまざまなバッシングがあったが、僕はウワサやデマニュースでは判断したくないと今回本人の言葉を収録した本書を読んでみた。 スマホニュースやワイドショーで語られる内容とは、ほど遠い内容が語られていた。 40か月の監禁生活の中でも、人質として優遇されテレビや日記を許される期間、その後1×2mの独房で身動きを全く取れず、少しでも物音を出すと、代わりに誰かが目の前で拷問されるという、想像を絶するような期間、その期間に終止符を打った20日間のハンガーストライキ、など、 本人の口から語られた真実がこの本にはあった。 2018/12/23

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