扶桑社新書<br> 発達障害グレーゾーン

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扶桑社新書
発達障害グレーゾーン

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  • サイズ 新書判/ページ数 183p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594081300
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0295

出版社内容情報

徹底した当事者取材!発達障害の認知が広まるなかで増える「グレーゾーン」に迫る

近年、NHKが特集するなど話題になることが多い「大人の発達障害」。
「学生時代は大丈夫だったのに、社会に出たらミスばかりする」
「雑談が苦手で、周りから“空気が読めない人”と言われてしまう」
「衝動的にカッとなったり、一か所にジッとしていられない」
そういった悩みを抱えた人が今、「自分もそうかも?」と専門外来に殺到し、病院によっては数か月待ちという状況すら生まれています。

しかし、発達障害の“傾向”を指摘されながら、正式な“診断”には至らない「グレーゾーン」と呼ばれる人たちが相当数いるのをご存じでしょうか。彼らの多くは「クローズ就労(=会社には隠した状態)」で働き、「家族や友人にもなかなか理解してもらえない」という困難を抱えたまま暮らしています。そして、「自分もそうかも?」と思う人は、かなりの確率でこのグレーゾーンに当てはまる可能性があるのです。

「結局、どんな医者に診てもらったかで発達障害かどうかが決まっちゃう」(当事者談)

今では発達障害に関してさまざまなコンテンツが生まれていますが、グレーゾーン(成人)にフォーカスしたものは、ほぼありませんでした。そこで著者の姫野桂さんは「グレーゾーンを可視化する」という試みを始めます。当事者インタビューや当事者会への参加、精神科医、就労支援団体などへの取材を通じて、グレーゾーンとは何か?なぜこれほどまでに生きづらさを抱えるのか?を解き明かしていきます。

また、本書ではこれまで著者が見聞きした、発達障害の当事者やグレーゾーンの人が実践する「ライフハック」も収録しています。発達障害について知りたい人や、発達障害らしき症状に悩んでいる人にとって、少しでも生活向上のヒントになってくれたらうれしいです。

=============【著者プロフィール】=============

姫野 桂
フリーライター。1987年生まれ。宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをし、編集業務を学ぶ。卒業後は一般企業に就職。25歳のときにライターに転身。現在は週刊誌やウェブなどで執筆中。専門は性、社会問題、生きづらさ。猫が好き過ぎて愛玩動物飼養管理士2級を取得。著書に『私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)

特別協力/OMgray(オムグレイ)事務局
軽度の発達障害特性に悩む人の当事者会「ぐれ会!」や「グレーゾーンのための問題解決シェア会」を運営する。同会が立ち上げたイベントにはこれまで400人以上が参加。代表のオム氏は支援機関などに呼ばれて講演活動も行う


姫野 桂[ヒメノケイ]
著・文・その他

OMgray事務局[オムグレイジムキョク]
著・文・その他

内容説明

雑談の輪に入れない、メモが取れない、遅刻や忘れ物が多い、片付けができない…発達障害の「傾向」はあっても「診断」がおりない人がいる。悩みを抱えたまま社会で生きる「グレーゾーン」に自らも発達障害者であるルポライターが迫る。当事者たちが考えた「役立つライフハック」も紹介。

目次

第1章 グレーゾーンとして生きる人たち
第2章 グレーゾーン限定の茶話会「ぐれ会!」体験記
第3章 「グレーゾーン限定の会」は、なぜ生まれたのか?
第4章 グレーゾーンを生む「発達障害診断」の真実
第5章 グレーゾーンにとって必要な「支援」の形
第6章 グレさんたちが見つけた「生き抜く方法」

著者等紹介

姫野桂[ヒメノケイ]
フリーライター。1987年生まれ。宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをし、編集業務を学ぶ。卒業後は一般企業に就職。25歳のときにライターに転身。現在は週刊誌やウェブなどで執筆中。専門は性、社会問題、生きづらさ。愛玩動物飼養管理士2級を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナイスネイチャ

117
図書館本。色々な難しい問題なのかなと正直思った。発達障害という言葉もどうなのかな?もっと他の名前にした方がもっと前向きに向き合える人がいるのではと。様々な専門家と事例があり勉強になりました。2020/02/11

ホークス

86
本書が役に立つ人はかなり多いだろう。発達障害の傾向がある人の特徴には細かなグラデーションがある。生育環境などで様々な性格を人間が示すのを「文化の違い」だとするなら、発達障害とは一種の異文化と言える。自分や世間の感覚以外を異常だとするのは、異文化を排除する事だ。その様な風景を見るのは悲しい。文化の違いを前提として交流できる人になりたいものだ。仕事はできるがパワハラな人も別の意味で偏りがある。そんな人が排除される事には疑問を感じないが、その人も異文化なのかもしれない。2019/12/10

nyaoko

77
発達障害です、と診断されないものの、普通の人と比べ、要領が悪くて生き辛いグレーゾーンの人の事を「グレさん」と呼んで書かれている。ああっ!それ、私!私!そして、うちの旦那も息子も!と思った。障害を隠して働くことを「クローズ」と言い、そうしないと益々生き辛くなる事はよく分かる。「クローズ」しなくてもいい仕事を選ぶのは非常に難しい。その為のライフハック術は非常に為になるし、「人に期待しない、自分に期待しない、自分は努力する」これはもう、座右の銘と言うより家訓だわ。この手の本ではスコーンと頭に入った内容だった。2019/02/03

秋風

66
発達障害とは診断されていない、でも定型発達(健常者)の人とも違って生きづらい。グレーゾーンを対象にした「グレ会」で仕事の悩み愚痴を話す場所に参加した人が抱える悩みや日常生活の体験談を語る。障害ではなく「ただやる気がないだげじゃないか」と周りからは思われ、じゃあ頑張ってみようと思っても実際にはできず、本人も障害を認知しづらいことが一番の問題」☆当事者の人たちは「生き抜く方法」を実際にテクニックを取り入れ自分なりにアレンジしちよっとした心がけをして仕事や日常生活において生きやくする努力をしている。 2019/12/11

booklight

54
発達障害認定されない人の現状など。発達障害かと思って受診しても認定がされないため、やはり自分の努力不足かと思ってしまい、さらに鬱などの2次障害を引き起こすなど、グレーゾーンで困っている人も多い。そんな人むけに医師が「他人に期待しない」「自分に期待しない」「自分は努力する」という方向にエネルギーを注いだ方がいい、といっているのは興味深かった。できないことを共有すれば対応は見えてくる。反面、普通の人の貴重さが際立ってくるのかもしれない。できないことも個性。個性はいいことばかりではない。凸凹は誰にでもあるから。2019/11/10

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