扶桑社ミステリー 第七の太陽〈下〉

レスター，ケント【著】〈Ｌｅｓｔｅｒ，Ｋｅｎｔ〉/石垣 憲一【訳】

扶桑社（2018/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 367p／高さ 16cm
• 商品コード 9784594079598
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

レイチェルとともに再びホンジュラスに飛
んだダンは、自社の工場が海中に不法投棄
を行なっていたことと、海洋生物に異常が
見られることを突き止める。事件の背後に
ホンジュラスの鉱山王オルクスが絡んでい
ると気づいたダンは、奇策を用いて対抗し
ようとするが、一方その頃ホンジュラスの
ラ・セイバでは、謎の奇病が蔓延し始めて
いて……。ダンとレイチェルは人類を襲う
未曾有の危機を食い止めることができるの
か。Ｃ.カッスラー、Ｍ.クライトンの衣鉢
を継ぐ、傑作海洋科学サスペンス登場！




ケント・レスター［ケントレスター］
著・文・その他

石垣 憲一［イシガキケンイチ］
翻訳

内容説明

レイチェルとともに再びホンジュラスに飛んだダンは、自社の工場が海中に不法投棄を行なっていたことと、海洋生物に異常が見られることを突き止める。事件の背後にホンジュラスの鉱山王オルクスが絡んでいると気づいたダンは、奇策を用いて対抗しようとするが、一方その頃ホンジュラスのラ・セイバでは、謎の奇病が蔓延し始めていて…。ダンとレイチェルは人類を襲う未曾有の危機を食い止めることができるのか。Ｃ．カッスラー、Ｍ．クライトンの衣鉢を継ぐ傑作海洋科学サスペンス登場！

著者等紹介

レスター，ケント［レスター，ケント］ ［Ｌｅｓｔｅｒ，Ｋｅｎｔ］
１９５３年ジョージア州モールトリー生まれ。ジョージア大学で生物学と海洋学を学び、途中で専攻をビジネスに変更。不動産業の資格を取得した後は、建築業、写真スタジオのチェーン経営、ソフトウェア開発、コンサルタント等を手掛ける。２０１７年、『第七の太陽』で小説家デビュー。アトランタ在住

石垣憲一［イシガキケンイチ］
１９７１年生まれ。東京大学文学部西洋古典学専攻卒。プログラマー、翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヒダン]

宇宙SFのようなタイトルだが、海底でのアクションが最もスペクタルな海洋サスペンスとでも言うべき作品。科学者が登場し、微生物が鍵を握るなど科学の要素がきっちり確立されているものの、中身はしっかりサスペンスをしている。主人公はあらゆる窮地に陥り、目まぐるしく立場が変わっていくなど密度が高い。これだけのピンチを脱し続けると、ご都合がとなりがちだが、ちょっとした機転、相棒との協力、割と運頼みなど打開策のヴァリエーションが豊富でバランスが良い。サスペンスには珍しく序盤、中盤、終盤と隙がない。

2018/08/24

[ゆーぼー]

全体的な流れとしては、安生正さんの、「生存者ゼロ」が想起された。　敵との戦いを繰り広げる部分では、時間にも追い回されて、迫力がある。　ただ、この事件を締めくくるところで、もう一捻り欲しかった気がするのは、欲張りすぎだろうか？

2018/08/30

[おだまん]

たしかにロリンズのモーセの災いとクロスしていたわ。ベタなアクションものではないところもマル。早速続編が楽しみです。

2018/09/17

[ワッキー提督]

ベタ要素も含めて好き

2018/07/04

[MITOTA]

始祖母かぁ、知らなかった。 ストーリーも面白かったし、話の展開もいいけど、もっと分かり易い疫病の設定がいいなぁ。

2018/10/30