扶桑社ミステリー<br> インターンズ・ハンドブック

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扶桑社ミステリー
インターンズ・ハンドブック

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  • サイズ 文庫判/ページ数 447p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594079543
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

最強のヒットマン、これが最後の大仕事。

有能な若きインターン、ジョン・ラーゴ。
その正体は、企業のトップを狩る凄腕の殺し屋!

クールな筆致とダークなユーモア、あふれる映画愛に彩られた
奇想天外な傑作クライム・スリラー! 暴走する才能に刮目せよ。


おれはジョン・ラーゴ。もちろん本名ではない。
ヒューマン・リソース社のエース工作員だ。
うちは表向き人材派遣の会社だが、裏では
派遣インターンによる要人の暗殺を請け負っている。
おれは子供のころから暗殺者として鍛えられ、
ずっとここで働いてきた。だがもうすぐ25歳で引退だ。
だからおれは新入り諸君のために、最後の任務を詳述して
暗殺の心得を伝授したいと思う…。
教則本の体裁で描かれる、血と硝煙と裏切りに彩られた
キッチュでオフビートなアサシン・スリラー。
鬼才衝撃のデビュー作!

「主人公ジョン・ラーゴは、さながらオフィスで働く『デクスター』だ」
――ミルウォーキー・ジャーナル




シェイン・クーン[シェインクーン]
著・文・その他

高里 ひろ[タカサトヒロ]
翻訳

内容説明

おれはジョン・ラーゴ。もちろん本名ではない。ヒューマン・リソース社のエース工作員だ。うちは表向き人材派遣の会社だが、裏では派遣インターンによる要人の暗殺を請け負っている。おれは子供のころから暗殺者として鍛えられ、ずっとここで働いてきた。だがもうすぐ25歳で引退だ。だからおれは新入り諸君のために、最後の任務を詳述して暗殺の心得を伝授したいと思う…。教則本の体裁で描かれる、血と硝煙と裏切りに彩られたキッチュでオフビートなアサシン・スリラー。鬼才衝撃のデビュー作!

著者等紹介

クーン,シェイン[クーン,シェイン] [Kuhn,Shane]
ライター・映画製作者として20年のキャリアをもち、家族とともにコロラド州在住。2014年、『インターンズ・ハンドブック』にて小説家デビュー

高里ひろ[タカサトヒロ]
上智大学卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

170
2019年このミス海外第9位。 表向きは人材派遣会社、実態は要人の暗殺を 請け負う会社の新入りのために、 ジョン・ラーゴが書いた教則本… これが本書である。 映画好きであろう著者が 散りばめる 各場面が テンポ良く散りばめられ、 映像的で 面白い。ラーゴとアリスの 理解不能な関係がどうなるのか? ひどくアメリカ的な 物語だった。2019/01/04

nuit@積読消化中

108
3分の一まではあまり乗り切れなくて、読み進めるのを悩んだが、そこから急速に面白くなってきて、結局一気読み。読み終えた後は主人公ジョンが大好きになり、続編が早く読みたくて読みたくてたまらない。途中からはもし映画化されたらジョンがどの俳優で、アリスは…と想像しながら読みました。扶桑社さん年内続編の翻訳を期待してますよ〜!2019/02/05

Panzer Leader

66
インターンとして企業や政府機関に侵入させた上でターゲットの暗殺を請け負う組織の凄腕工作員が後輩への生き残るための手引書を書くっていう体裁が斬新。ダークでクールな自分語りは正に「デクスター」の様。主要登場人物も暗殺対象候補の3人を除けば4人のみの親切設定で、細かい事気にせず一気読みすれば、”そんなばかな”と主人公と一緒に驚きつつ読了できる快作。2018/07/08

ずっきん

59
波にのっかって一気読み推奨♪暗殺請負会社HR社の凄腕殺し屋ジョン・ラーゴによる、後輩へ向けての指南書。映画から学べとばかりに引用しまくり、軽口を叩きまくり。ストーリーよりもこっちが楽しくてしょうがなかった。いやー、翻訳者グッジョブ!突っ込みどころはあるしモヤモヤも残るけど、些細なことだと思えるほど語り口が面白い(笑)二作目と前日譚にも期待が膨らむよっ。2018/07/18

くたくた

58
スピード付けて一気読み推奨。淡々とでも陶酔気味に自分語りをする殺し屋。凄腕のくせに次から次へと襲撃されて殴られ折られ縛られ。。。コイツホントに大丈夫?サクサクと話は進むんだけどディーヴァーを読み慣れたこの脳は、いつどんでん返しされるか気が気では無い。実はアリスはターゲットを誤認させるための壮大な罠とか?メールヘッドとかいかにも怪しいし、いや実は海兵隊やらマフィアもボブが放った「殺し屋を殺せ」的な?読んでいて気が休まらない(笑笑)。そして終盤!そうきたか!そしてそう行くか!!もう、どーか読んで下さい!謹呈2018/06/15

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