出版社内容情報
2015年に弊社から出た書籍を新書化。私たちが日々の暮らしで陥りがちな、表面的な「善悪」「白黒」などの思い込みを廃すれば、心はうんと楽になる。”人生の道理”を知るための一冊。
内容説明
焦りも無理もない、人が輝く生き方―人は矛盾した性格を持つ。嘘は愚かであっても有効なときもある。高齢を豊かに生きる84の知恵。
目次
1 「生き抜く」ために必要な知恵
2 この世のすべては善悪が交錯する
3 人間を創る仕事、汗の匂いのするお金
4 「人は人。自分は自分」という静かなる原則
5 自分だけが持っている特質とは何か
6 高齢を豊かに生きる技術
7 理想を語る日本人が知らない世界の現実
8 あるべき道を照らす政治とは
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年9月、東京生まれ。聖心女子大学卒。幼少時より、カトリック教育を受ける。1953年、作家三浦朱門氏と結婚(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
23
雑誌か新聞でのエッセイであろう。的を得たコメントが多く同意する事が多い。東日本大地震で気仙沼市に打ち上げられた漁船や山梨の上九一色のオウムサティアン跡など不幸の痕跡として残すべき/60歳過ぎに引退でなく生涯働くなり社会貢献すべき/盛岡で和太鼓の同時演奏でギネス記録へ挑戦したそうだが、ロジスティックにかかる費用など考えると復興へ回したほうがよかったのでは?/アフリカへの開発資金を中国と張り合っても意味がない/三菱UFJモルガンスタンレーPB証券などの名は顧客不在など。2018/10/22
たま
4
イタリアのある地方では、食事の食べに一人前だけ空席を用意する。通りがかりのお金の無い旅人などが気軽に一回の食事を食べていけるようにするためだという。実はその「空席」と見える席に座っているのは、人間の目には見えない神なのだからそこは「神の席」とも言われるのだという。 私はその時、一生、体の続く限り誰かを気軽にご飯を呼べる人でありたちと思った。日本に帰ったら内でも神の席を用意しようと思った。2018/03/09
yuko
3
「失われた10年」「格差社会の到来」と騒がれて久しいが、世界の国々の格差は日本人の想像を絶している。そんな国々から見れば、日本は幸運もあり、歴史始まって以来の爛熟した時代に突入したとも言えると筆者はいう。そして、最盛期は長くは続かないものだとも。そんな時代に、私たちは何を考え、どう生きるべきか、考えさせられる一冊となった。「ユートピア」とは「どこにもない場所」という語からきているらしい。ないものねだりではなく、何をすべきか…。2018/02/11
シャコタンブルー
1
「自分で判断する」という自己防御力の欠如。今、私たち日本人に最も不足している感覚かもしれない、付和雷同、長いものには巻かれろではなく、自分のあらゆる感性を研ぎ澄まし、本物を見る目を養うこと・・・ そんな気持ちになりました。 2018/05/08




