出版社内容情報
男に裏切られたとき、愛しすぎたとき、”夜叉”に変貌した女たちの背筋も凍るような行動の数々。恋愛問題の著作が多い著者が、取材の中で出会った驚愕の実話を集めたノンフィクション。
内容説明
男の裏切り、心変わり…別れた男、不倫相手、夫…行き場を失った女の想いが向かう果て。ボンド、下剤、剃毛、暴露、破壊、尾行…実録!復讐劇の数々。
目次
第1章 独身男女の愛がこじれた場合(別れた男への復讐;相手の女性に向かう復讐)
第2章 夫の不倫を知ったとき(夫に怒りが向かうとき;妻の怒りが夫に浮気相手に向かうケース)
第3章 自分自身の不倫の末に…(独身女性による不倫相手への復讐;人妻の不倫)
第4章 男たちが体験した「怖い女」(恋人が狂気に陥るとき;妻の豹変)
第5章 怨恨や復讐心とどうつきあうか(どこかにぶつけなければおさまらない思い;人は人を許せるのか;嫉妬や独占欲とどうつきあうか;言いたいことをきちんと伝える)
著者等紹介
亀山早苗[カメヤマサナエ]
1960年東京都生まれ。明治大学文学部演劇学専攻卒業後、ライターとして活動をはじめる。女性の生き方を中心に、恋愛・結婚問題に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モルク
67
恋人や夫に裏切られた女たちの復讐実録集。副題の愛が狂気に変わるときがドンぴしゃり。軽く笑えるものは数少なく、ほとんどは憎い相手をとことんまで追い詰める。そこまでやるかという感じ。ビラを貼ったり近所に配ったりする、相手の会社や上司に伝え会社にいられないようにするなど。夫への復讐、そこまでやれば気がすむか、というよりもう修復不可能だろうな。そこまでやるエネルギーが凄い。女の執念は怖いなぁ。男性版はないのかな。2018/06/09
milk tea
39
男女の間がこじれてしまうと、とんでもない行動に出てしまうんだなあと思いました。ちょっと笑える可愛いものから想像をはるかに超えた怖いものまで、いろんな憎悪の形がありました。2017/12/09
香菜子(かなこ・Kanako)
35
復讐手帖―愛が狂気に変わるとき―。亀山早苗先生の著書。女性は感情の生き物だからこそ、時に感情が暴走して常識では考えられない言動をしてしまうことだってある。恋愛や不倫で愛が狂気に変わった女性たちの復讐劇の具体例の数々がまとめられている本書は、同性としても驚くほどの内容でした。男性にこそ読んでほしい一冊。2018/10/18
たんちゃん
34
サブタイトル通り、愛が狂気に変わるとき怖すぎる(´・ω・`;) 独身男女の愛がこじれたとき 夫の不倫を知ったとき 自分自身の不倫の末... 男たちが体験した『怖い女』etc 復讐の実録らしいです。 フィギュアを壊したりなんか 可愛い復讐です(笑) ビラ撒いたり 会社クビに追い込んだり、怖い? 私にはこんな根気も行動力も ありません(;_;)2018/06/30
keith
25
男の裏切りによって心を傷つけられた女たちによるあの手この手の復讐劇。一つの復讐劇が女たちの告白の形で2~3ページ程度にまとめられています。ちょっとした週刊誌ネタみたいなものだったのでそんなに面白くはなかった。ただ別れる時はいい人で別れようとするより、嫌われて若しくは愛想をつかされて別れる方が復讐に会わないという教訓を得た。覚えとこっと。2017/12/05