あせらず、たゆまず、ゆっくりと。―93歳の女優が見つけた人生の幸せ

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あせらず、たゆまず、ゆっくりと。―93歳の女優が見つけた人生の幸せ

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594076702
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報



赤木春恵[アカギハルエ]

目次

第1章 ここに愛ありて(心友は人生の宝物;人とのめぐり逢いによって運命が変わる ほか)
第2章 家族の花咲く庭(亡くなって初めて主人の深い愛を知った;結婚、子育ては「案ずるより産むが易し」 ほか)
第3章 仕事は天神なればこそ(若いときの苦労は買ってでもしなさい;捨てる神あれば拾う神あり ほか)
第4章 暮らしという愉しみ(成人するまでに家事と生活の基本を身につけることが人生の礎になる;高齢でも安心は禁物、乳癌は恐れず前向きに早期発見、治療を ほか)
第5章 生きること、すなわち至福なり(老いは隠さず、泰然自若、自然に受け入れることが肝要;歩き続けていれば必ず誰かが背中を押してくれる ほか)

著者等紹介

赤木春恵[アカギハルエ]
大正13(1924)年3月14日旧満州生まれ。昭和15(1940)年ニューフェイスとして松竹に入社。昭和18年に大映、昭和23年には東映に移籍。昭和34年、森繁劇団参加と同時にフリーとして活動。舞台、テレビドラマ、映画と活躍の場を広げる。昭和62年、第13回菊田一夫演劇賞を受賞。平成5(1993)年、紫綬褒章受章、平成10年、勲四等寶冠章受章、平成11年、橋田文化財団特別賞受賞など。平成25年、『ペコロスの母に会いに行く』で89歳にして映画初主演を務め、“世界最高齢での映画初主演女優”として、ギネス世界記録に認定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チロル

6
図書館本、母選。先頃、著者である女優 赤木春恵さんが亡くなられました。この本は、昨年 出版された遺作本です。故・森光子さんとは心友だった赤木さん。森繁久彌さんや、藤山寛美さんとの思い出も語ってくれています。赤木さんの実母の、介護話(認知症に伴う、施設入居)や、「幸せの分量」の話は、救われたような気がしました。「どの出逢いも私はないがしろにできませんし、あの出逢いがあったからこそ、あの人に出逢った…」と赤木さんは記していました。やっぱり、どんな出逢いも己を作るために必要なものですよね。→2018/12/01

鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)

5
この方のことはあまり知らない。ドラマや映画あんま見ないもんで…ペコロスは録画してたはずだが…この本は母が借りてきて、おもしろそうだったんで。/なんかキレイ系の話が多く、心の汚れた私にはあんま合わんかなー。しかし「若いイケメンでエネルギーチャージ(などという下賤の言い方はされてませんが)」あたりは親しみを持てる。2020/06/09

スリカータ

4
大女優・赤木春恵さんの人生を振り返るエッセイ。親友の森光子さんについてかなりのボリュームがある。森光子さんはテレビから受ける印象そのままの人だった。思えば、赤木春恵さんが台詞以外、自分の言葉を発するのを聞いた事が無かった。とても穏やかで温かい文章だ。今は車椅子で、介護施設と病院と自宅を行き来して生活しているとのこと。個人的には、「3年B組金八先生」の君塚校長役と大河ドラマ「おんな太閤記」の秀吉の母役が印象に残っている。これからも元気で長生きして欲しい名女優。2017/07/30

藤鼠(ふじねず)

3
柔らかい文章に、なんだかぬくぬくと温かい気持ちになりました。93年という長い長い人生の中で様々な経験をしてきた人だからかもしれません。包み込んでくれるような安心感がそこにはありました。2017/06/10

なかちゃん

3
93歳の女優、赤木春恵のエッセイ。亡くなった祖母に似ているので、思わず手に取って読みました。戦争体験、家族のこと、女優業のこと。色々な経験をした赤木さんの言葉だからこそ重みがありました。2017/05/14

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