民警

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民警

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594074432
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0095

内容説明

この国を守るのは「官」ではない。テロに戦慄する現代日本と地続きの“知られざる”警備業の歴史とは?セコムとアルソック―1964年東京五輪を契機に現れた、二大民間警備会社の勃興と確執。2020年東京五輪を掴んだ作家が緻密な取材と卓越した視点で、隠された戦後史を照射し未来を予見する。

目次

序章 遂行
第1章 勃興
第2章 失墜
第3章 萌芽
第4章 反発
第5章 開拓
第6章 五輪
第7章 交錯
第8章 膨張
終章 光明

著者等紹介

猪瀬直樹[イノセナオキ]
1946年、長野県生まれ。1987年『ミカドの肖像』(小学館)で第18回大宅壮一ノンフィクション賞。1996年『日本国の研究』(文藝春秋)で文藝春秋読者賞。2002年6月、小泉純一郎首相より道路公団民営化委員に任命される。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授などを歴任。2007年6月、石原慎太郎都知事より、東京都副知事に任命され、2012年、東京都知事に就任。2013年12月、都知事を辞任。2015年9月、日本文明研究所所長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

42
警備会社を取り扱ったノンフィクション。セコムとALSOKという最大手二社の成り立ちが、実に興味深い。現在の二社の受注先や棲み分けにもこんな背景があったとは…。2018/09/18

おかむら

35
セコムとソーケイ(ALSOK)の創業から今日までの歴史をアッサリと。とても面白そうなテーマなのにページ数が足りないというか、突っ込みが足りないよ猪瀬。ところで本書には出てこないのですがセコム創業者の飯田さんってスゴイのよ。他の兄弟も、オーケースーパーの創業者と居酒屋「天狗」チェーンの創業者なんだって。起業力高い兄弟だわー。こっちの話誰か書いてくれないかしら。猪瀬以外で。2016/04/12

糜竺(びじく)

23
日本に警備会社(SECOM、ALSOK)がどのように登場し、どう拡大していったかがよく分かった。2023/02/12

wasabi

10
SECOMや綜合警備保障のガードマンさんって、いつしかすっかり頼もしくなった。制服や装備が洗練され、警備時の振舞いからは警官に劣らぬ鍛錬が知れる。今では機械警備もすっかりと定着したけど、小さな事業所でさえ自前でやっていた守衛や宿直業務をアウトソーシングする感覚は古いようで新しい。ATMの管理はALSOKのお家芸だそうで、確かにあまたあるATMの中に券種ごとの紙幣を過不足なく補充するのは容易ではないだろう。民間警備という新事業が生まれて半世紀、創業者の先見と苦労に敬礼。2016/06/21

うらじ

6
微妙。警備業界は闇が深いからそこを知りたかったのに半分くらいセコムの社史になってるし斬り込みが浅い。2016/03/13

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