扶桑社ミステリー<br> スナイパーの誇り〈下〉

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扶桑社ミステリー
スナイパーの誇り〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 351p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594071660
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ボブとキャシーはモスクワでの調査の結果、赤軍の大物高官がミリを特殊な任務に就かせていたことを突き止める。その任務とはナチス高官の射殺という命令らしい。一体ナチスの高官とは何者なのか。二人はミリが向かったらしいウクライナへ移動する。当地でボブの脳裏によぎるのは、彼女は任務完遂を前に殺されたのではという疑念だった。ミリは標的の狙撃に成功したのか。やがてボブの身にも危機が迫り…。間断なきサスペンスと重層する語りで展開される巨匠円熟の傑作!

著者等紹介

ハンター,スティーヴン[ハンター,スティーヴン] [Hunter,Stephen]
1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。96年ワシントンポスト紙に転じ、映画批評部門のチーフとなる。2003年ピューリッツァー賞(批評部門)を受賞

公手成幸[クデシゲユキ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

81
前半に比べると後半は、スワガーが狙われたりして動きがかなりあるように感じます。44年当時のソヴィエトとドイツとの戦いの中での「白い魔女」がどのような役割をはたしてどのような生涯を送ったかが語られます。若干ロマンティックな色合いも入れて飽きさせないように工夫されています。映画化しやすいという気がします。2015/09/04

優希

47
途切れることなきサスペンスと骨太な語りで物語は展開していきます。モスクワ、ウクライナへの移動により、ボブに身に危険が襲うのにはハラハラしました。そしてミリが任務を遂行できたのか。最後まで気の抜けない物語でした。2023/05/29

サトシ@朝練ファイト

34
ウクライナ南西部カラパチア山脈⁉︎どこぞね?という感じで読み始めたのだが、ここ数作の中では傑作と言っていいくらいの出来です。改めて東部戦線に興味を持ったので関連する作品も手に取っていきたい。読んで良かったです。2016/05/22

29
昔と今が結び付いた時にロマンスを感じます。いいなぁ、こういうの。戦争時の軍人って魅力的です2018/09/09

Panzer Leader

28
大戦中に消えた女性スナイパーの痕跡を探るスワガー。過去と現在を描きつつ話が進んでいく。過去の話の方が断然面白いってのがちょい問題だけど、老体をむち打ちながらもガンアクションをこなしたスワガーに免じて許してあげよう。2015/11/11

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