内容説明
20年以上も失敗と試行錯誤を重ねて得た現場の「答え」。スーパーから葬儀場まで、500社以上で実績を出してきたカリスマ流通コンサルタントのノウハウを初の書籍化。
目次
第1章 野菜の売り方がわかれば、すべての商売はうまくいく(商品と価格が同じでも、売り方ひとつで売れ行きは何倍にもなる;モテるための心理学をビジネスにも応用 ほか)
第2章 商売をする者としての考え方(長所を圧倒的に伸ばす;失敗を繰り返し、小さな自信を積み重ねる ほか)
第3章 感動する売り場の仕掛け(先味→中味→後味;モノマネ→差別化→名物 ほか)
第4章 「魔法の売り場」のつくり方・実践論(コンセプトを売り場に表現する;最初に目にする商品で、お客様の心のバランスを崩す ほか)
第5章 売り上げに差がつく「売り子」の接客術(腕のいい売り子がいると10倍売れる;One to One接客で親密になる ほか)
著者等紹介
藤木悠久治[フジキユキオ]
1962年4月8日生まれ、東京都葛飾区出身。流通コンサルタント。オフィス藤木代表。横浜市中小企業「商業塾」講師、横浜市産業振興公社「青果組合」講師をはじめとした講演も精力的にこなしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
羊山羊
13
商品の売り方を「仕入れ、売り方、売り子」に分け、いかにお客様を感動させるかをテーマに語る1冊。…だが、主張する内容の大多数はいかにモノを的確に値下げするかという点に集約されている。安売りの極意と言ってもいい。安売りするなら早めに、大量に、徹底的に。並の経営者やフロアリーダーでは著者ほど徹底的にはできなさそう。安売りのために、本著のコンセプト毎取り込む必要のある1冊なので、参考にするには十分に読み抜いて真似する必要がある。高級感の演出が必要な旅館業と相性がいいのか、悩みながら読んだ。2022/10/21
Tonex
3
野菜の売り方がわかればすべての商売はうまくいく。長所を圧倒的に伸ばす。何事もスピード感が大事。段取り・予測・万が一。自分の中の常識を変える。知る、わかる、できる。なぜ買わないのかお客に聞く。コンセプトを表現する。最初に目にする商品で客の心のバランスを崩す。モノマネ→差別化→名物。注意をひき目を止めさせる。意外性で感動させる。2016/07/25
ねこれんじゃー
1
誰もが同じようにやってうまくいくとは思えないけど、工夫と挑戦が重要ってことは納得。 アルバイトするならスーパーも楽しいかもしれないね。 ①心理学を使う ② ③2017/01/09
きいろいこびと
1
この本はスーパーでの店長経験やノウハウとして生かしてコンサルティングをしている藤木さんのお話。でも、それは、いろんな業界であてはまることだと著者も言っている。お客様の立場に立つこと、分からないときはお客様に聞くこと。うまく行かないときは、自分のやり方がまずいと気づくこと。他人のせいにはしない。思い込みをしない。机上の考えにこだわらずに現場を大事にすること。これらの事が私には印象的でした。自分の仕事にも十分生かせることだと思いました。2016/03/21
Kiyoshi Ohshima
1
こういう実践的な本を参考に成功パターンを試すことが近道。単なる理屈じゃない、現場の理論という言葉に納得。2015/03/02